マンガ入門 (講談社現代新書)

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  • 講談社 (2006年7月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498471

マンガ入門 (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  • 創作のヒントを得たくて読んでみた。ただ、ジャンルはマンガではないので、その根本となるエッセンスの部分だけ熟読。後は流し読み。勉強になった。

  • 独特のシュールな作風の漫画家・しりあがり寿氏。彼のマンガ論。ビール会社でのサラリーマン経験が活きている、一風変わったマンガ論で普通にビジネス書としても名著です。「時代の空気とでもいうべきナニカがないとモノは売れません」などマーケティング書としても読めるかも。おもしろかったです。しかし「流星課長」って流星のごとき速さで電車の座席を確保するサラリーマンだったのか…聞いただけで笑いました。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:726.1||S
    資料ID:95060201

  • タイトルにあった内容だと思う。表現するにあたって重要なのは、対象を意識する事だ。

  • しりあがり寿先生のマンガへの取り組み姿勢や、自身の半生記のような本。
    シュールな作風だけど、当たり前ながらいろんなことを考えて描かれているということが率直に書かれていて良くわかります。
    特に良かったのは、サラリーマン時代に二足のわらじで漫画家とサラリーマンをやっていたときの話。会社に言わないでやってたけど言うようになった話とか、社内での仕事の話とか、この経験が書ける人は少ないと思うのでかなりためになりました。

  • 2007年3月20日読了。

    新書づいてます。マンガ入門とかこの手の本ばかりやたら読んでますが、各種雑多な引き出しを持つしりあがり寿さん、クセはあるけど大好き。この著者名だけで手に取ってしまったです。そうさせられるってことは、まずこのブランド成功ってことで。

    自身のことなのに「プロデュース」するとか、特長や問題点をいろいろあげられるとか、よく見通してる。表現もわかりやすくて、通常のマンガ家さんがきちんとした料理、前菜に始まって豪華なメインディッシュがあってデザートで満足させるのに対して、自分はその日によってすごい目玉商品をドンと生で出すような感じだとか、自分の中に猛獣と調教師がいて、それらがバランスとってやっていってるとか。

    シュールギャグの人だけどきちんとした印象を受けるのは、やはり「二足のワラジ」サラリーマンと並行して、しかも会社優先で動いていたというところでしょうか。遊びや趣味を優先させる人が多い(自分か?)昨今、かなり貴重な存在かと。

  • ■何も期待しないで何となしに読み始めたが,
     意外と面白かった。

  • 最初の方で「現代人は忙しい」といったかと思うと「みんな暇つぶしに漫画を読んでいる」とあって「え?」と思ったが、忙しいからちょっとのヒマも許せないってことなんだろうなあ。非常に特殊な例だけど、「作品」「商品」「アート」をはっきり分けて論じている(でも悩みつつ)ところに今更だけど「ああ、そうか。そうだな」と思った。

  • しりあがり寿という作家は、面白くも何ともない「不条理ギャグ」を濫造する似非ギャグマンガ家だと思ってたんだよね。『真夜中の弥次さん喜多さん』に出会うまでは。
    すみません。僕が間違ってました。その莫大な才能に、今は頭を垂れています。

    で、本書は彼のマンガ論、のようなもの。
    いちおうタイトルに配慮してマンガの技術的なことも書いているけれど、本書全体の構成を見たとき、実はその箇所はとってつけたような箇所である。もっと言えば無駄な箇所。

    そこではなくて、マンガに対する思い、笑いについての考え、自分の才能への言及。そういった箇所が、本書の読みどころであり、核である。
    マンガを、今までより半歩だけ深く読めるかも、と思わせてくれる一冊。

  • 傑作

    市場原理からの見方も含めて、しりあがり寿氏の深く掘り下げた(?)面白い漫画観が見てとられるし、何かを表現しようと思っている人にもよい材料かもしれない。

    「卵の中から風呂上がりのイチローが出てくる」というやつには笑った

  • ワークショップ:しりあがり寿~妄想写生大会~
    昨年度も大好評だったWS(ワークショップ)を今年も開催します!!
    六甲山の美しい風景の中に各自勝手な妄想を描き加えます。
    しりあがり寿さんからテーマが出題されることもあります。
    【日 時】9月30日(日)13:00~16:00 (12:30~受付開始) 
         ※雨天決行
    【場 所】六甲カンツリーハウス (WSは六甲山上一帯を移動します。)
    【対 象】高校生以上
    【参加費】500円(材料費)
         ※「六甲ミーツ・アート芸術散歩2012」観賞チケットが必要です。
    【定員数】25名
    【ご予約】六甲ミーツ・アート インフォメーション係まで
    http://www.rokkosan.com/rokkomeetsart2012/event/20120813_3929/

  • 漫画だけじゃなく広い意味で「表現して食べていくこと」について、しりあがり寿さん流の考えが書かれています。

    わたしも働きながら作る人になりたい!って思ってるので、サラリーマンと漫画家で二足のわらじをはいていた著者の考え方はすごく参考になった。(実際に自分がやると考えると容易ではないと思うけど)

    漫画を、アートというより商業的なものとして捉えてるのも、現実味があり結構漫画家ってクールなんだなと。売れて食べていくためには、当然だけど、自分の好きなものだけ作ればいいのではなく社会傾向に目を向けることが大切。私ももっと社会や政治のことをちゃんと勉強しなくちゃ。

    しりあがりさんと私の似ていると思ったところがあってそれは
    ・飽きっぽくてめんどくさがりや(完璧を求めない)ところ
    ・やりたいことがはっきりしない、いろいろやりたいしこだわりがないところ
    です。でも、この一見だめなところを逆手にとって著者は二足のわらじが出来たり(会社と漫画どっちにも傾倒しすぎない)、雑誌に合わせて色々なジャンルの作品を作れたり(来た仕事はなんでも受ける)…っていうサラリーマン的なスタンスで漫画を売っていけたので
    そういうスタイルは真似できるかもしれないなぁと思いました。
    ポテンシャルは雲泥の差ですけどね!w

    この本を読んで、働きながら創作活動することや表現を仕事にすることが、楽しそうな面も厳しい面も含めて現実的にイメージ出来るようになった!
    そして、しりあがりさんのマンガをもっと色々読みたくなった。どういう思いで描いているのかを知ると興味がわく!

  • マンガ論のような回顧録のような

  • 【出会い】
    ブックオフで。

    【概要】
    しりあがり寿のマンガ観とキャリア。

    【感想】
    サラリーマン生活が長かった(その間も漫画家として活動していたのもすごいが)ということで、漫画家というある意味特殊な職業に対しても距離を近づけて読めた。
    会社生活のバックグラウンドがあってか、漫画の商業性を肯定した上で、いかにその中で受け入れてもらうかということを考え抜いている点は興味深く読めた。
    その点、たんに技術論としてのマンガをどう描くかという話ではないところが面白く、一気に読んだ。
    講演を起こしたような語り口調。

  •  自他共に【異色】と認める漫画家「しりあがり寿」による、創作入門書。道具や書き方の指南ではなく、表現の仕方についての講義なので、漫画家に限らず何かしらの【創作】をしている人にも薦められる良書。前回に紹介した『大人のための文章教室』同様、肩を張らずに読めるのがうれしい。

  • [ 内容 ]
    21世紀の自己表現法。
    自分をプロデュースしてみよう。
    まったく新しいマンガ入門書の登場。

    [ 目次 ]
    序章 表現してみよう!でも売れなければ!
    第1章 マンガだからできることって何だろう
    第2章 マンガを描きはじめる前に
    第3章 オモシロイことの芽を育てよう
    第4章 絵コンテからコマ割り、仕上げまで
    第5章 笑いを考える
    第6章 マンガ家になる前のこと
    第7章 二足のワラジで学んだこと
    第8章 「しりあがり寿」をマネージメントする
    第9章 『弥次喜多』以降のこと
    終章 マンガのこれから、ボクのこれから

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 新書という媒体のせいなのか、表現する、何かを描く、ために
    売れることやマネージメントの範囲にまで話が及ぶのが今の漫画入門本だなーと。
    サラリーマンしつつ漫画描いてたしりあがり寿らしい内容。
    でも彼の漫画も初期のしかちゃんと読んでない気がする。
    持ってるはずの『エレキな春』が行方不明(涙)
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1572.html

  • 「表現したい人のための」マンガ入門である。マンガが書きたいわけではない。「表現がしたい」のである。読み進めていて、自分の今の立場、役割にも相通じるものが非常に多いと感じた。その手法、手段、目的。目指すべき最終形は異なっていてもそのプロセスは非常に近似している。さまざまな視点、角度からの意見は自分の思考を多面的なものとしてくれる。なので、マンガを書く気はないけれど、この本はとても参考になる書籍である。

  • 一流じゃなくて二流で。サラリーマンをやりながらマンガ家で。売れるマンガといいマンガ。たくさんのものに手を出して、中途半端になって100%完成させるのが無理でも、80%を2つだして160%にすればいい。何をしたいかわからないから、なんでもやろう。私にとってとても心強い本。

  • わたしの頭の中にあるものを
    文字になっているもの、なっていないもの含めて、
    一冊の本にしたらこうなる! という内容でした。
    読後に非常にスッキリとさせてくれるマンガ論入門書。

    一般企業に13年勤め、サラリーマンと漫画家の2足のワラジをこなした著者だからこそ、言葉に説得力がある。

  • とても面白い。
    マーケティングの知識のある著者の売るための技術に始まり、結局はしりあがり寿のマンガ哲学といった感じで、氏の著作に対する紳士な姿勢が感じられる。

  • 「売れる」マンガについて元サラリーマンのしりあがり寿さんがまとめたもの。副業としての漫画家。専業としての漫画家。漫画家としてどうあるべきかが書かれています。この本はマンガだけに限らず、何かを企画するときにも役立つと思うので新書を気軽に読んでみたい人にぜひお勧めします。

  • ぶっ飛んだ人かと思っていたが、かなり戦略的に考えてマンガを描いている人なんだなと思った。しりあがりさんのサラリーマン時代が長かったせいもあるかもしれないな。
    一般的なマンガ入門とは異なるけど、面白いこと考えてるなと随所に感じた。

  • 人間は、誰かに受け入れられることを目指して生きているような気がする。

    プロの漫画家さんは、自分の「作品」を誰かに受け入れられたいという面と、その作品が売れる「商品」でもなくてはならないので、とても大変な仕事なんだと思いました。

  • 糞の山の中に一粒のダイヤモンドが埋まっているのを信じて、それを探すためにマンガを描き続けると言うしりあがり。マンガに限らず、これから何か創作したいと考えている人には金言至言がてんこ盛りです。

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21世紀の自己表現法。自分をプロデュースしてみよう。まったく新しいマンガ入門書の登場。

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