卑弥呼―邪馬台国の女王 (講談社 火の鳥伝記文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061499003

作品紹介・あらすじ

中国の歴史書『魏志』倭人伝にその名をきざまれていた、倭国(日本)の最大の国、邪馬台国の女王卑弥呼。神のことばを人々につげる巫女。その人物と時代を描く歴史伝記物語。

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  • 平和な世の中、平和な暮らしを望んだ人々によって、女王になったはずの卑弥呼だったが、それを手に入れるためには、狗那国との宿命の対決は避けられなかった。
    万物を支配する力を人々は神と呼び、神に一番近い祖先の霊の言葉を理解し神の声を聞き取ることができる巫女の中でも一番偉い女王が卑弥呼だった。
    神の言葉ゆえに、絶対的な力とされ、卑弥呼は決して外に出ることはせず、人々に姿を見せることもなく天下を統一していたとはその神秘的さに驚くばかりだ。

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著者プロフィール

947年生まれ。図書館司書、中・高教員を経て作家に。現在も大学講師を務めながら執筆活動をつづける。「かまくらの尼将軍」「春日局」などの歴史物語、「ガンジー」「朝やけのランナー」「日野富子」「卑弥呼」などの人物評伝や伝記、また沖縄戦を取材した「ぬちどぅたから」などの作品多数。おもにノンフィクションの分野で活躍。

「2009年 『樋口一葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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