量子力学を学ぶための解析力学入門 増補第2版 (KS物理専門書)

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  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061532410

感想・レビュー・書評

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  • 主要概念を学ぶ。付録はいきなり難しくなった。それ以外はいく度となく沈思黙考ならびに手を動かすことを繰り返したら、理解できた。最初の助言、最後のあとがきが実践として見通しが立ち、初学者には助かる。前提として求められる学力は大学理数系の初年度を迎えることができるだけの微積分プラスαの知識。

  • 簡潔明快です。演習も最低限あります。まさに本のタイトル通りの内容で、量子力学を学ぶことを前提とした記述であり、解析力学の理論体系全体を見渡すような本では無いと思います。とりあえずハミルトン・ヤコビまでさっさと導出できるようになりたければ読んでみるといいかと思われます。

  • 分かりやすく、結構役に立った

著者プロフィール

1923年生まれ。1951年名古屋大学理学部卒業。フルブライト奨学生として1954年に渡米、ロチェスター大学助手。理学博士。アイオワ州立大学、ダブリン高等研究所を経て、1968年アルバータ大学教授。1991年よりアルバータ大学名誉教授。場の量子論における「ワード‐高橋恒等式」の研究により、2003年日本物理学会素粒子メダルを受賞。著書多数。2013年逝去。

「2023年 『初等相対性理論 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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