絵でわかる免疫 (KS絵でわかるシリーズ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 44
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061538504

作品紹介・あらすじ

ガンも、エイズも、アレルギーも、みんな免疫が関係している!複雑怪奇に思える免疫のしくみをまるごと理解。

感想・レビュー・書評

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  • 免疫学を勉強する必要があり、いただいた本を棚からとって読む。

    基礎医学的な部分はとても勉強になる。

    臨床応用のページになるととたんに??????こういう本って多いなあ。

  • 著者自身の研究成果に偏っている印象。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1254885

  • 安保免疫学の基本を絵で解説した一冊です。
    初心者からベテランの方まで活用することができます。

  • 三葛館医学 491.8||AB

    免疫の基本的な内容と実際の臨床現場や病気で困っている人を免疫学の視点から解釈し、その対応方法を考えてみようという本で、イラストを交えて読みやすさもアップさせた専門的な内容の一冊です。
    また、免疫システムの発生と自律神経を2本柱としながら興味深く免疫の基本について学べる内容になっています。
    感染症やアレルギーをはじめとする免疫病にかかったとしても対症療法では駄目で、免疫病の根本的な原因や治療について詳細に書かれているので、日々の健康対策のためにも大いに役立ちそうです。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=36633

  • 安保徹氏の著作第2弾である。免疫学が分析の視点に偏り臨床的価値を喪失してきているのに対し、もっと全体的視点をもった臨床免疫学へのアプローチを強調する。本書では、症状は患者にとっては不快だが、本来治癒反射としての性格を持つ。したがって、症状を抑制するだけの対症療法は治癒と正反対のものにならざるをえない。治療は治癒反射が起こる原因に遡及して行う必要がある。たとえば、交感神経・顆粒球優位の人間であれば、治癒反応としてリンパ過剰の症状が生起する。また、副交感神経・リンパ優位の人間なら、ストレスをきっかけとして交感神経優位に振子が揺れ、そこからの治癒反射として症状が生じる。前者の場合、交感神経系・顆粒球優位の体質を正常に戻す治療が必要となり、後者の場合、2弾ロケット方式で、第1弾は交感神経系優位を矯正し、第2弾は副交感神経系・リンパ球優位の体質を改善する。非常に実践的な免疫論である。

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著者プロフィール

医学博士。新潟大学医学部教授。東北大学医学部卒業。米国アラバマ大学留学中の1980年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製し、7番目の白血球の抗体の意で「Leu‐7」と名づける。1990年、胸腺外分化T細胞の発見により注目され、それ以来「古いリンパ球」を研究テーマとしている。

「年 『ナチュラルに高める免疫力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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