ゼロから学ぶ微分積分

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 209
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061546523

作品紹介・あらすじ

微分積分のゆりかごから大学までを学ぶ本。数学科と経済学科を修了した著者が贈る微分積分の本。微分積分の本質をつかむための絶好の入門書。物理や経済の実例も豊富。数式だけで終わらせない。

感想・レビュー・書評

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  • [第10刷]2007年10月1日

  • 「完全独習 統計学入門」「完全独習 ベイズ統計学入門」はほとんど数式がなくスラスラ読み進められた。

    コチラの本も序盤はスラスラ読めたが徐々に難易度が上がり数式の理解もすんなりとは行かなかった。

    正直、統計学に対する興味はあるものの微積分学についてはそれほど興味はなく、単に冒頭の統計本がわかりやすかったから読んでみたという程度のモチベーションだったので理解が浅い可能性は大いにある。

    ただ、統計本より難しい印象は受けたがじっくり読み込めば理解はできそうな気はするので興味が湧いた段階で再読してみたい。

  • 「経済学で出る数学」の文献案内で次に読む本として勧められていたので読みました。
    本書の売りである「数式だけでは分かりづらい微積のイメージを分かりやすくする」ための説明を次々と図を使って展開しており、なるほどと思う部分もあったのですが、故人的には説明が独特で却ってわかりづらいところが多い印象です。
    ただ微積の計算に一通り習熟した後で違った切り口で微積を理解したいと思った方にはとても有用ではないかと思います。

  • 中卒にはゼロからでもむづかしい。

  • テスト突破だけに注力して視覚的に理解できていなかったことを痛感。
    実際に手を動かして何度も読むべき本。
    「オイラーの贈り物」の次のステップくらいで読むのが良いかな。

  • 高校微積をすっかり忘れた文系・三十路でも分かりやすかったです。公式を覚えるだけとは違う数学の面白さに目覚めました。

    【九州大学】ペンネーム:いか

  • 微積分に出てくる概念の直感的な理解に有用。
    大学で学ぶ本格的な数学学習の前段階に

  • 三角関数の微分の意味とかが分かった。やはり、高校2年レベルの数学とは違う。

  • 大学のときのよく読んでたゼロからシリーズ。
    この微分積分が一番面白い。
    ぜひ興味ある人は読んでほしい。
    この著者、微分方程式の本を出すとか言って、
    ずっと待っているんですけど〜

  • 著者が好きだから買いました。高校から大学への橋渡しにいいのでわ。あと家庭教師やってる人とか数学を人に教えてる機会がある人は参考になると思う。

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著者プロフィール

小島 寛之(こじま ひろゆき)
1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。
現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専攻は数理経済学、意志決定理論。
数学エッセイストとしても多方面で活躍しており、そのわかりやすい語り口には文系・理系の読者を問わず定評がある。
主な著書に『使える!経済学の考え方』『数学入門』(以上、ちくま新書)、『天才ガロアの発想力』『ナゾ解き算数事件ノート』『21世紀の新しい数学』『証明と論理に強くなる』『【完全版】天才ガロアの発想力』(以上、技術評論社 )、『無限を読みとく数学入門』(角川ソフィア文庫)、『数学的推論が世界を変える』(NHK出版新書)など多数。

「2021年 『素数ほどステキな数はない  ~素数定理のからくりからゼータ関数まで~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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