図解 設計技術者のための有限要素法はじめの一歩 (KS理工学専門書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061565005

感想・レビュー・書評

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  • 有限要素法とは、世に溢れている製品を設計開発するためのツールである。通常は、お客様に渡す前に、様々なストレス(温度、衝撃、振動など)試験をして、問題なきことを確認して出荷する。有限要素法は、試験の代用にもなりうる手法で、コンピュータの中で製品を試験するシミュレーションである。
    今までは、有限要素法をやる専門家がやるスタンスだったが、現在は設計者自身が確認できる様になってきた。
    本書は、そんな有限要素法の初学者向けに発行したものであり、かなり簡易ではあるが重要ポイントは逃さず解説しており、一押しである。
    自部署でも活用したいと考えているので、ぜひ本書をベースに啓蒙していきたいと考えてます。
    (ブクレコユーザーのジャンルを外れているかもしれませんが、ご容赦ください)

著者プロフィール

1958年東京都生まれ.1983年金沢工業大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了.その後,24年間構造解析に従事する.I-DEASの開発元である旧SDRC 日本支社,CATIAの開発元であるダッソー・システムズを経て,現在,株式会社キャドラボ(図研グループ)取締役.
3次元CADによる設計プロセス改革コンサルティングや設計者解析の導入支援を行う.特に,設計者のためのCAE講座「解析工房」が人気.
モノづくりスペシャリストのための情報ポータル「@ITMONOis」にて連載した「仕事にちゃんと役立つ材料力学」,「設計者CAEを始める前にシッカリ学ぶ有限要素法」が好評で,著書に『図解 設計技術者のための有限要素法はじめの一歩』(講談社)がある.座右の銘は「出てくるアイデアの質と量は,もっている知識の質と量に比例する」.

「2014年 『図解 設計技術者のための有限要素法 実践編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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