第二芸術 (講談社学術文庫)

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著者 : 桑原武夫
  • 講談社 (1976年6月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061580183

第二芸術 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 所収「第二芸術」を読む区切りとしては面白い仕切りなのだけれど俳句攻撃がメインなので、広がりに欠ける。作者が描こうとしていることが追体験できなくては芸術として意味がない。とある。俳句のニュアンスでは、その抽象性、表現の限界を批判。大差ないのに大差があるように見せるのは党派などがあるからだと断じている。テキストを作者や時代の背景などを重視せず読むニュークリティシズムに通じるものがあるのだけれど、故に第二……とはならなかったようだ。ニュアンス的には大差ない「ぼんやり」感を批判しているがこれは「やりすぎ」にも当てはまると思うんだけど、そういう風には発展しない。小林秀雄や吉本隆明など多くの人に反論されたらしいし現在の俳諧の変わらぬ隆盛をみれば指摘は的を得つつも野暮だったのかもしれない。小説にも言及しているのだけれど象徴として俳句を批判したせいでうまくいい得ていない印象。

  •  
    ── 桑原 武夫《第二芸術 19760604 講談社学術文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061580183
    ── 桑原 武夫《第二芸術論 ~ 現代日本文化の反省 1948 白日書院 1952 河出書房》
    …… 桑原 武夫《世界 19461100 岩波書店》
     
    …… 俳句という形式は現代の人生を表しえないなどとして、俳句を
    「第二芸術」として他の芸術と区別するべきと論じたものであり、当時
    の俳壇に大きな論争を引き起こした(第二芸術論争)(Wikipedia)。
     
     中学時代、金谷先生に“百科全書派”という人たちのことを教わった。
     中年をすぎて、長男に《新世紀百科辞典》を買い与えたら、父子とも
    “百科全書派”になった。“百科自伝・虚々日々”の構想にいたる。
     
    ── ディドロ&ダランベール/桑原 武夫・訳編
    《百科全書 ~ 序論および代表項目 19710616-19950717 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003362411
     
    ── ルソー/平岡 昇・訳《学問・芸術論 1966‥‥ 中央公論社》世界の名著30
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JBBMPM
     |
    …… 『社会契約論』で有名なルソーの処女論文です。学問と芸術は社
    会を堕落させる根源だ。もっと自然を見つめよう、という論旨なのです
    が、ルソー自身も認めているように論理性がありません。
    http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51357670.html
     
    (20170301)
     

  • 芭蕉句集を登録したので、合わせて桑原武夫の『第二芸術』も登録しておこう。僕は講談社学術文庫ではない本で読んだのがが、今入手できないようだ。学術文庫も品切れのままの状態である。

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