日本人の生き方 (講談社学術文庫 47)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061580473

感想・レビュー・書評

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  • 今から40年以上も前のものなのに今でも通じる内容だ。それは残念ながら日本人がその間大きく変わってこなかったことの証拠だろう。長所と短所は表裏一体で、短所を直そうとすると長所も失うことになる、という指摘は素直に受け止めたいと思う。長所も短所も正しく認識したうえで、日本人らしさ、自分らしさを大切にする生き方を実践していこう。誤解されてはいけない。
    ライオンとサルに例えた日本人の忙しさは「勤勉の哲学」や「日本資本主義の精神」にも通じるところがあり、分かり易い。講演の内容に手を加えてできた本だからだろうか。

  • 08089

    06/03

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著者プロフィール

会田雄次

一九一六年京都府に生まれる。四〇年京都帝国大学史学科卒業。四三年に応召、ビルマ戦線に送られ、戦後二年間、英軍捕虜としてラングーンに抑留された。帰国後、神戸大学、京都大学(人文科学研究所)をへて、京都大学名誉教授。専攻はイタリア・ルネサンス史。著書は『アーロン収容所』『ルネサンスの美術と社会』『ミケランジェロ』など多数。九七年逝去。

「2019年 『日本史の黒幕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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