古事記 (下) 全訳注 (講談社学術文庫 209)

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制作 : 次田 真幸 
  • 講談社 (1984年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061582095

古事記 (下) 全訳注 (講談社学術文庫 209)の感想・レビュー・書評

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  • この書籍は、日本の最古の歴史書「古事記」の講談社版です。
    他の出版社と違う点は、短くして本文と現代文、そして単語の意味のじゅんにして掲載しています。
    この巻では、下巻です。本家と同じ区分です。

  • 下巻は実在説が濃厚な天皇の記録。

    嫉妬深い皇后に手を焼いたり、
    皇位を巡って争ったりと、
    人間の歴史だなあという実感。

    しかし、仁賢天皇の行動が立派だったので、
    さぞかし仁政を敷いたんだろうなあ
    と思っていたら、物語があるのは、
    その前の顕宗天皇までで、
    以降は系譜だけになってしまう。
    日本書紀ではきちんと触れているらしいが、
    代わりに出雲神話に関しての内容は薄いとのこと。

    そして生命が燃え尽きようとする中、
    分かりやすい解説の付いたこの本を
    後世に残して下さった次田先生に合掌。

  • 神代のようなワクワク感はもはや薄れ、機械的に読んだ印象。
    文字の量の少なさの中に、因果や感情を強く読むという行為が必要なのだろうけれど、
    そこまでのエネルギーを割くつもりがこちらにわかず。。。

  • 一瞬津田左右吉になりたいと思ってしまったではないか!
    日本神話も奥深い。
    比較・相対化!

  • 講談社学術文庫版『古事記』の最終巻。本巻では『古事記』下巻(仁徳天皇~推古天皇)の書き下し文・現代語訳・注釈・解説のほか、全体の解説と系譜を収録している。
    神代の物語を描いた上巻や神話的要素が多い中巻に比べ、下巻は現世的・世俗的な物語が多くを占めている。中でも目を引くのは皇位を巡る皇族間の争いであり、とりわけ「讒言によって死んだ父の敵を討つため七歳の子供が天皇の寝首を掻く」目弱王のエピソードはその凄まじさに一番印象に残った。後半の方になっていくと各天皇の系譜記事のみになって物語としての面白味は薄れるが、磐井の乱や上之宮厩戸豊聡耳命(所謂聖徳太子)、推古天皇といった日本史でおなじみの事物が登場してくるので楽しめる人には楽しめるだろう。

  • 下巻はほぼ人間化した天皇の物語なので、あまり印象にないですが・・・。

  • 請求記号:913.2ツ
    資料番号:010670909

  • 上中下巻の全3巻。やっぱり記紀は欠かせません。さまざまな編者、訳者、解説者、出版社より出版されていますが、「原本を安易に簡略化していない」「必要以上に難解な解説、訳をしていない」「原本の内容に忠実」「勝手な解釈をしていない」という基準でお勧めのシリーズです。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4061582097
    ── 次田 真幸・全訳注《古事記(下)19840710 講談社学術文庫》19880920
     

  • このあとがきの書かれた一ヶ月後に、編者である次田氏が逝去されている。
    ご冥福をお祈りいたします。

    その力を尽くしたともいえるこの本は、数あまたある「古事記」本の中でも出色の出来であろう。

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