星の民俗学 (講談社学術文庫 279)

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  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061582798

感想・レビュー・書評

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  • 京都中井書房にて

  • 古今東西の星にまつわる神話、伝説、民話などが紹介されている。民俗学という枠には入らなさそうな哲学などの文献も含まれるが、それぞれの人々の生活や文化が反映されているという広い意味での民俗学なのだろう。
    古い本なので差別表現が目立つけど、まあ仕方ないかなと。筆者の星に対する愛情は伝わってくる。
    星の物語がどれも美しいのは、語り手たちにとってはそれがフィクションではなく、現象であり、真実だったためだろう。

  • 未読

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著者プロフィール

野尻抱影

一八八五(明治一八)年、横浜生まれ。神奈川一中時代、獅子座流星群の接近以来、星の虜となる。早稲田大学英文科卒業後、教職、雑誌編集に携わる一方、天文書多数を著述。生涯を通して星空のロマンと魅力を語り続けた。冥王星の命名者としても知られ、日本における天文ファンの裾野を広げた功績は大きく、「星の抱影」と称される。小説家、大佛次郎は実弟。一九七七(昭和五二)年没。

「2022年 『星三百六十五夜 秋・冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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