平家物語(十) (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061583603

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  • 首渡/内裏女房/八島院宣/請文/戒文/海道下/千手前/横笛/高野巻/維盛出家/熊野参詣/維盛入水/三日平氏/藤戸/大嘗会之沙汰

  • 一の谷の戦いで捕虜となった清盛の五男・重衡の悲しみと、都にあえて残してきた家族への妄執を捨てきれずについには一族から離れて熊野で出家した後に入水する清盛の嫡孫・維盛の哀しみと苦悩を中心に描く第10巻。

    捕虜になり東大寺焼き討ちの実行犯として後ろ指をさされる重衡の屈辱的な悲しみと、敗北と死を目前に出家をしてもなお家族への想いという煩悩を捨てきれない維盛それぞれの人生とそれを取り巻く人々の哀しみの心情描写は切々と胸に迫ります。(10/12巻)

  • なんとなくわかった。

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著者プロフィール

1927-2015。国文学者。法政大学大学院日本文学専攻(修士)卒業。法政大学名誉教授。著書に『軍記物語の世界』(名著刊行会)、共著に『平家物語』、『戦記文学:保元物語・平治物語・太平記』、編著に『平家物語と歴史』(共に有精堂出版)などがある。

「2017年 『新版 平家物語(四) 全訳注』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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