秘術としての文法 (講談社学術文庫)

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著者 : 渡部昇一
  • 講談社 (1988年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061588141

秘術としての文法 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 文法解説書ではなくて、文法学解説書だった。

  • 前半は、英語や言語にまつわるエッセイを収録しています。とくに、生成文法などの新言語学は、従来の規範文法の学習に比べて、非ネイティヴが外国語を学習するための役には立たないという主張が展開されています。

    後半は、著者の本来の専門である英文法史の分かりやすい解説です。個人的には、英文法史には何の興味もないのですが、著者の平明達意の文章のおかげで、おもしろく読むことができました。

  • 「世界最大の言語戦争」と「書物と出版」は、西欧近代の成立事情を宗教と言語の側面から説いて、実に参考になる。

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秘術としての文法 (講談社学術文庫)の作品紹介

比喩をもって言えば、新言語学は化学であり伝統文法は薬学である。化学者は病人をなおせないが、薬学者は病人をなおす薬を提供する。伝統文法は読解力を飛躍的に向上させ、新しい知性をひらき、時空を超越した世界へわたくしたちを運んでくれる秘術的な力をもっている。また、言語は社会のありかたと係わり、習慣であると同時に規則であり、理論と習慣の折り合いをつけるという意味で、伝統文法は経験と英知の学と言うことができる。

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