素朴と文明 (講談社学術文庫 870)

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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061588707

作品紹介・あらすじ

この本は、幾つかの主張を含んでいる。まず第一は、現代の世界をどう位置づけるべきかという問題である。著者はそれを地図づくりに譬えた。そして、特に日本の位置づけについて多くのページを費やした。次に、著者が訴えているのは、仮説の証明ばかりでなく仮説の発想もまた学問うちだということである。第三に、社会と文化を捉えるにあたって、「生態史的アプローチ」ともいうべきものをもっと押しだしてはどうかということである。

感想・レビュー・書評

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    社会

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著者プロフィール

1920年(大正9年),三重県生まれ.1943年,京都大学文学部地理学科卒業.大阪市立大学助教授,中部大学教授などを経て,KJ法本部川喜田研究所理事長,元社団法人日本ネパール協会会長,ヒマラヤ保全協会会長.理学博士.昭和53年度秩父宮記念学術賞,マグサイサイ賞,経営技術開発賞,福岡アジア文化賞受賞.著書に『続・発想法』『野外科学の方法』『KJ法』ほか

「2019年 『まんがでわかる 発想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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