徒然草抜書 (講談社学術文庫)

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著者 : 小松英雄
  • 講談社 (1990年11月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061589476

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徒然草抜書 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

  • 現時点では新しい本を買うことが出来なかったのだけど、良い状態の古本が手元に来て、それはもう狂喜乱舞しましたとも(笑)

    この人の姿勢が、好き。
    面白い。でも、その面白さはエキセントリックではなく、本当に丁寧な分析の上でのセオリー崩しを行ってみせるから、面白い!

    「日暮らし」は、「ひくらし」か「ひぐらし」か。
    「ものぐるほし」の、当時の用法から見える兼好の姿勢について。
    写本から写本へ、その中でどこまでオリジナルの一冊に迫れるかって、ドキドキする展開だと思うのは私だけなんだろうか。

    もちろん『徒然草』だけでなく、古典との向き合い方の指南にもなるし、当時の語の在り方や、推移についても沢山学ばされる。
    抜書ではあるけれど、本当に充実していて、これが簡単に手に入らないなんて残念すぎる。

  • 国語学者 小松英雄 氏による徒然草の深読み本。伝本に戻って 深読みすることにより、解釈の楽しさ=表現の奥に潜む面白さ を知ることができる。そのためのアプローチ方法も 記述。通説を否定し、権威を否定している?

    たった5段を深読みするために 本1冊書けるのは 凄い

    序段「つれづれなるままに〜」
    62段「延政門院〜」
    136段「くすしあつしげ〜」
    159段「みなむすび〜」
    86段「惟継中納言〜」

  • 徒然草というタイトルは、作者が決めたものではないし、作者も吉田兼好じゃないかもしれない・・実はそういうものだということまでは、示されないものだということがよくわかった。
    なにより、研究者というのは、ここまで丁寧に、段階を踏んで論理を積み重ねることを要求されるんだということも。

  • 文献学的研究ってステキ。
    古典ってステキ。
    「法師」と「僧」の違いに目からうろこ。

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