〈身〉の構造 身体論を超えて (講談社学術文庫)

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著者 : 市川浩
  • 講談社 (1993年4月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061590717

〈身〉の構造 身体論を超えて (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    前著『精神としての身体』で、心身二元論では我々が具体的に生きている身体のダイナミックスは捉えられないとした著者は、本書では、皮膚の内にとざされた身体という固定観念を取り払い、身体を超えた錯綜体としての〈身〉を追究。
    さらに、空間が均質化して「身体は宇宙を内蔵する」という身体と宇宙との幸福な入れ子構造が解体している今日、我々にとってどのようなコスモロジーが可能かを問う。

    [ 目次 ]
    1 〈身〉の風景
    2 〈身〉の構造とその生成モデル
    3 生きられる空間
    4 錯綜体としての身体

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 深い深い洞察の世界、哲学ってすごいなと圧倒された。もはや変態っぽい 難解で全然読み解けなかったけど、書かれていることの原点の全てはとても身近なところにあるという印象。

  • 少し難解。
    身の拡がりについて論じている点がとても興味深い。特に、Ⅲ章の「生きられる空間」が特に面白かった。空間と身の関係性にいついて考えたい。

  • ゼミ

  • 生粋の身体論者の論考。
     長年にわたって論考を重ねてきた内容を、あますところなく、かつ本当に平易なことばで説明しています。身体論の哲学者と言えばメルロ・ポンティですが、メルロ・ポンティの著作も平易なことばでラジカルなことが書かれていますが、それに通じるものがあります。
     著者の主張では、日本語の「身」(み)がもっとも身体を現すことばとして適切だといいます。確かに、例えば「身構える」という言葉は、実際の肉体が身構える姿勢をとる時だけでなく、気持ちが警戒するといった時にも使います。そのような例がたくさん述べられており、精神と肉体の一致=「身」ということがよくわかります。
     フランスでは身という概念は適用きませんが、メルロ・ポンティも、著者も、「身近」な言葉で書く、ということに意味を見出していたのではないでしょうか。
     まったく肉体よりの身体論も出回る昨今、こういったすばらしい著作がもっと注目されていいと思います。

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〈身〉の構造 身体論を超えて (講談社学術文庫)の作品紹介

前著『精神としての身体』で、心身二元論では我々が具体的に生きている身体のダイナミックスは捉えられないとした著者は、本書では、皮膚の内にとざされた身体という固定観念を取り払い、身体を超えた錯綜体としてのを追究。さらに、空間が均質化して「身体は宇宙を内蔵する」という身体と宇宙との幸福な入れ子構造が解体している今日、我々にとってどのようなコスモロジーが可能かを問う。

〈身〉の構造 身体論を超えて (講談社学術文庫)はこんな本です

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