論文の技法 (講談社学術文庫 1248)

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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061592483

感想・レビュー・書評

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  • 単なる論文のパターンの説明かと思っていたらまったくことなるものであった。いわゆる文章の書き方である。したがって、日本の文章読本、あるいは理系の作文技術にちかいようなものであった。その中で、リスクについての手紙を引用しているところは珍しかった。また、序文を最初に書かなくてもいい、とか、何回も読み直せ(飾り言葉は削除)など役に立つことも多かった。
     具体的な例は英語の翻訳なのでそのままでは使いづらいと思われるが、学部生よりも院生に役立つ本である。特に社会学でフィールド研究をする院生に役立つのは、佐藤郁哉の本でのリストに載せてある通りである。

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