京都帝国大学の挑戦 (講談社学術文庫 1296)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061592964

作品紹介・あらすじ

わが国高等教育の頂点に君臨する東京帝国大学の良きライバルとして、明治30年に創設された京都帝国大学。東大の官僚育成のための詰めこみ教育や権威主義を批判して、ドイツの大学をモデルに演習や卒業論文を重視した独自の教育方法を展開した。学生の自由でかつ自主的な学習・研究態度の育成をめざした京大創設期の教育改革の理想と挫折の歴史を考察し、あらためて今日の大学教育のあり方を問う。

感想・レビュー・書評

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  • 360円購入2014-01-05

  • 京都帝国大学法学部の挑戦、のほうが内容に合ってる。(そのタイトルでは売り上げ減るだろうけど)若手学内官僚がドイツをモデルに東大とは別のモデルを作ろうとして失敗する話。

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著者プロフィール

1934年、神奈川県生まれ。現在、桜美林大学大学院国際学研究科招聘教授。教育社会学専攻。
[主要著書]
『世界の大学危機』(中公新書、2004年)、『大学再生への具体像』(東信堂、2007年)、『フンボルト理念の終焉?』(東信堂、2008年)など。

「2008年 『ベトナムにおける初等教育の普遍化政策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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