漱石とあたたかな科学: 文豪のサイエンス・アイ (講談社学術文庫 1324)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061593244

感想・レビュー・書評

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  • 『三四郎』、『それから』といった諸作品や博士辞退事件、修善寺の大患といった著名な事件やあらわれる自然科学的なエピソードに注目したエッセイ集。寒月君こと寺田寅彦に関する話題が充実していて、印象に残った。

  • 【つぶやきブックレビュー】2016年は漱石没後100年(12月9日が命日)。

  •  着眼点は面白いと思うのですが、ほとんど科学の話ばっかりです。漱石論というか、漱石に関係ある科学の話をしているだけにすぎないと思います。ちゃんと読んだら面白かったのかもしれませんが、どっちにしても漱石研究の参考になるとはあまり思えなかったので、この評価。

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著者プロフィール

1948年生まれ。早稲田大学名誉教授。理学博士。著書に『寺田寅彦』『入門 現代物理学』『科学史人物事典』『科学史年表』『どんでん返しの科学史』(中公新書)、『ノーベル賞でたどるアインシュタインの贈物』(NHKブックス)、『ノーベル賞で語る20世紀物理学』『光と電磁気─ファラデーとマクスウェルが考えたこと』(講談社ブルーバックス)『エネルギーの科学史』(河出ブックス)など多数。

「2020年 『高校世界史でわかる 科学史の核心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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