古道: 古代日本人がたどったかもしかみちをさぐる (講談社学術文庫 1375)
- 講談社 (1999年5月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061593756
作品紹介・あらすじ
人の歩行が途絶えると道はたちまち藪に埋れてしまう。しかし人々は、祭祀の道具や生活の跡をみちばたに残していった。さらに古い道は、食物を拾い、カモシカやイノシシの後を追った跡に重なる。消えた古道を発掘し、人々の生きた証しをたどるロマンあふれる藤森考古学の傑作。
感想・レビュー・書評
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古い道を歩きながら、そこを歩いた人たちにどんな人生があったのか、人に思いを寄せるところ、わたしと同じ感性。
野尻湖のマンモスの話、人々がマンモスを追いかけて日本全国移動していたのだという話、おもしろい。
が、私の知らない土地や道の話が多く、驚きを共感できないところ多し。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
解説:戸沢充則
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独特の文体に慣れるまで辛抱して読んでいると、ある瞬間、突然、視界が開けます。
「道」
人は、人のことを、もっとプリミティブに考える習慣があって良いと思う。
そういう教育が、あって良いと思う。
嬉しい一冊でした。
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