中国通史 問題史としてみる (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061594326

作品紹介・あらすじ

歴史をみるうえで、なぜその事実が選択されたのか、何が大切で、どういう点が問題になるのか等に意を注ぎ、中国文明の誕生から現代までの歴史を綿密に辿る。江南の河姆渡遺跡や四川の三星堆遺跡など近年の新しい発掘と研究の著しい成果を踏まえ、民衆の歴史や思想・文化にも注意を払い、総合的観点から中国史の全体像を描き出した意欲作。文庫オリジナル。

感想・レビュー・書評

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  • 中国通史

  • ちょっと古い本ではあるが、中国の古代から近現代まで、まんべんなく解説している。
    広く浅くという方面にはもってこいの一冊である。かといってうわべだけというのではない。筆者の見解だけでなく、各方面の見解も紹介している。
    読みやすい一冊である。

  • 最近、お亡くなりになった堀敏一先生の本です。タイトル通り中国文明の登場から現代中国までの歴史を書いた本ですが、可能な限り、最近の研究成果や現在の研究における問題点について述べている本で、これから中国の歴史を勉強する初心者はもちろん、中国史に明るい中級者・上級者にも様々な警鐘を鳴らしてくれる良い本だと思います。

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