紫式部日記(上)全訳注 (講談社学術文庫)

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著者 : 宮崎莊平
  • 講談社 (2002年7月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061595538

紫式部日記(上)全訳注 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

  • 中宮彰子と一条天皇の間に生まれた若宮の誕生と儀式などの日常の風景や道長の喜びっぷりが垣間見れる。

  • 2012年は積読だった古典を消化していった年だったなとつくづく思う。和泉式部日記しかり、大鏡しかり。その年を締めくくる……という意気込みだったわけではないが、年末に手に取ったのがこれ。
    彰子の出産を中心軸として、道長家を女房としての視点から綴った作品。うーん、どうにものめりこめなかった。
    彼女の観察眼の鋭さには感心するし、文章も本当に綺麗だなと思うんだけど、何だかはまれない。
    いっそこの作品こそ、同じ学術文庫から出てる和泉式部日記レベルに余話を細かく書いてくれた方が興味を持てたかもしれない。
    とはいえ、儀式に触れられた記事にはあまり惹かれないものの、その周辺の出来事を書き記した話は面白かった。
    祝いの酒にしたたかに酔った際の道長の軽口の内容や、その酔態に呆れた北の方をとりなそうとする辺りなど、何年前でも酔っぱらいは変わらないなあと何だか笑ってしまう。
    左京に対する揶揄については訳者も指摘しているように少々度が過ぎると感じた。でもこれは現代的感覚だからだろうな。当時の文化背景を考えるとそこまで酷いことではないのかもしれない。

  • 紫式部の宮仕えの様子を記した日記。親王誕生時の華やかな様子や、物思いに耽る紫式部の個人的な様子など、様々若って興味深い。

  • さすが。藤原道長&彰子&若様賞賛文学と謂われるだけある。そして、枕草子とはちょっと違う道長派彰子に属する女房たちへの儀式の様子を伝えたりする会報みたいな印象。しかし、講談社、学術とか古典文学文庫買う人は金持ってると踏んでるな。ちくまだってこの厚さで1000円とか無いよ。

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