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- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061596795
作品紹介・あらすじ
唐末五代の動乱を制した北宋の皇帝権力は、科挙に合格した文人官僚が支えた。しかし北方の遼や西夏、金への防備は財政を悪化させ、大地主・大商人と結託した官僚の悪政も新法・旧法の党争を招き北宋は滅亡。杭州を都とした南宋は、金と和約後開発が進み、都市は空前の繁栄を示す。朱子学や印刷術など文化・科学の発展も目覚しい宋代三百余年の興亡。
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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唐末五代の動乱を制した北宋の皇帝権力は、科挙に合格した文人官僚が支えた。しかし北方の遼や西夏、金への防備は財政を悪化させ、大地主、大商人と結託した官僚の悪政も新法・旧法の闘争を招き北宋は滅亡。杭州を都とした南宋は、金と和約後開発が進み、都市は空前の繁栄を示す。朱子学や印刷術など文化/科学の発展も目覚しい宋代三百余年の興亡。
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この本は1974年に講談社から出版された『中国の歴史5、五代・宋』を加筆・修正をし文庫化されたものです。本書では五代十国時代(907-979)、北宋(960-1127)、南宋(1127-1279)について書かれています。内容はタイトル通り宋代を中心に書かれており、政治史、経済、農業商業、文化などバランス良く書かれているのが特徴です。個人的には、この『中国の歴史』シリーズの中では一番良くできてる本だと思います。
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