文明の十字路=中央アジアの歴史 (講談社学術文庫)

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著者 : 岩村忍
  • 講談社 (2007年2月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061598034

文明の十字路=中央アジアの歴史 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2014/4/18
    砂漠とオアシスの未知の国、中央アジア。侵略と興亡でさまざまな民族が、人の往来を阻む砂漠や急峻な山脈を越えて通り過ぎる。ロマンチックである。考古学が強い著者なのか、古い時代は詳しく、新しい時代は駆け足のようだ。モンゴルから分裂したハン国のその後を詳しく知りたかったのに、あまり書かれていなかった。

  • これを読んでさらに分からなくなりました。(笑

    中央アジアの歴史の変遷というものは本当に激しく、ヨーロッパや中国などの比ではない。地元の勢力はあるものの、それより強大な帝国が時期ごとに東西南北すべての方向から波のように押し寄せてくる。これでは確かに安定的な政治体制の確立自体が難しい。

    それでなくても、定住できるオアシスが限られているので遊牧民が多く、都市的な発展をしにくかったという事情もある。読めば読むほど、今も燃えている火種がいかに消しがたいものかということはわかる。

    叙事詩のように淡々と各時代各帝国の英雄たちが現れ死んでいくので、テンポはいいが頭に入りきらないところもある。このような落ちこぼれのために最後に年表もあるのはちょっと嬉しい。

  • 1977年刊行

    中央アジアの歴史についての教科書という感じの本書。
    筆者が「歴史というものは、個々の事象を詳細に調べるということだけに止まるものではない。相当の期間にわたる変化の過程を一つのまとまったイメージとして理解することも必要である」というように、本書では中央アジアについて、その歴史全体の中で考えることができる。さらに、中央アジアは、中国やロシア、アフガニスタンなど、周辺国の歴史との関連からも考えることが非常に大切だと感じた。

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文明の十字路=中央アジアの歴史 (講談社学術文庫)の作品紹介

ヨーロッパ、インド、中国、中東の文明圏の彼方で、生き抜いてきた遊牧民たちの領域が中央アジアである。絹と黄金を運んだ悠久の交易路シルクロード。多くの民族と文化の邂逅と衝突。アレクサンドロス大王とチンギス・ハーンの侵攻…。仏教・ゾロアスター教・マニ教・ネストリウス派そしてイスラムもこの地を経由した。中央アジアの雄大な歴史をコンパクトにまとめた入門書。

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