孝経 全訳注 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 52
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061598249

作品紹介・あらすじ

本文十八章と付篇一章から成る小篇である『孝経』は、孝道を論じた儒教の経書で、古来永く読み継がれてきた。しかし、単に親への孝行を説く道徳の書ではなく、中国人の死生観・世界観が凝縮された書である。『女孝経』『父母恩重経』「法然上人母へのことば」など中国と日本の『孝経』周辺資料も多数紹介・解読し、精神的紐帯としての家族を重視する人間観を分析する。

感想・レビュー・書評

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  • 中江藤樹あたりへの関心から、孝経とはいったいどんなんものかと手にとってみた。孝経の現代語訳はさほど長くはないし、内容的に難しいわけでもない。訳者による孝経の概略的な説明もわかりやすい。ただ、それ以外の孝経に関する訳者の様々な論文は、やや時代がかっていて、そこまで読む気にはならなかった。

  • 考え方として、良い考え方だとは思う。
    けど、私はこういう考え方はできない人間なので
    色々と考えさせられる本ではあった。

  • 09/1/8

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。京都大学卒業。文学博士。大阪大学名誉教授。専門は中国哲学史。著書に『論語 全訳注 増補版』『漢文法基礎 本当にわかる漢文入門』以上講談社学術文庫、『儒教とは何か』中公新書、『ビギナーズ・クラシックス中国の古典 論語』角川ソフィア文庫ほか。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝&まんがで名作 新しいお札の顔!近代日本の偉人セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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