M(ムウ)W(3) (手塚治虫漫画全集)

著者 :
  • 講談社
3.98
  • (23)
  • (18)
  • (22)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 181
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061759039

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 手塚治虫自身も言っていたように、書ききれていない感じで中途半端な気がした。そこまで、主人公に狂気を感じることはなかった。むしろ毒ガスを開発した人たちのほうが狂ってる。

  • 暗い作品。あまり好みではない。兄に成り代わるのは、なんだか読めた。

  • サイコパス結城は変装と声真似が上手い。とにかく殺人しまくる。最終目的はMWを米軍から奪って、じぶんの寿命が尽きるときにMWをばらまいて全人類を巻き込むというもの。自分の死に全人類を巻き込んでやる!

    賀来巌(がらい いわお)
    この神父は結城からの誘いには断れないものの、最後にはMWを無力化するために、MW袋とともに海へ身を投げて命を落とす。

    結末は結城の実兄が結城に変装して作戦に加わる。無事に解決したと思わせて、実兄が「にやり」と笑う。

  • 映画でやるスピンオフドラマを観たので読んでみました。
    手塚治虫ってこんなのも描いてたんだ!という作品。

    主人公が情け容赦ない殺人鬼です。
    ラストが納得いくものではなく、途中で終わってしまった不満足感がありますが、
    神父の葛藤と主人公の絶望は読み応えがありました。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手塚治虫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×