十角館の殺人 (講談社ノベルス)

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著者 : 綾辻行人
  • 講談社 (1987年8月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061813205

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十角館の殺人 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • 作者初読みです。これは面白いやね、うん。真犯人と犯行方法が分かった時点でもっかいさらっと読み直して再度納得。動機としては「そこまで!?」と思わないでもないです。悲しいことだし、やるせないけど、そんな殺す!?ちょっと釈然ともしないけど。島田さんは気がついていたのかな。彼の口から聞きたかった気もします。最後の最後そう行動するのか…と2度目の驚き。本当に島田さんが何を語るかも分からないのに、そこは潔いんだなーと思ったのでした♪シリーズあるようなのでちょいちょい読んでいきたいです。

  •  十角館の殺人を読む。絢辻さんの文章は実に読みやすい。なんていうか、すらすら読める平易な文章で、抽象的具体的問わずにわかりやすく説明してくれるから想像が容易なのよね。で、トリックとかはそこに重点を置いたか、と驚き。また毒殺はあまり好みじゃないから個人的には残念。

  • 初めて読んだ綾辻作品がこれでした。何の予備知識もなかったけれど読み進めるほどに面白く感じた、という記憶があります。当時はよく『人間が描けていない』等批判を受けたらしいですけど、読んでいてそんなに気にならなかったなぁ(鈍感なだけかも)
    そして終盤のあの一言。あれは衝撃的でした。これまで頭の中で描いてきた作品世界が根底から覆るような、瓦解するような、そんな印象を受けました。衝撃度だけならばNo.1ですね。(今のところは)

  • 図書館で借りた本。
    過去の事件と現在進行形の事件で、ごちゃごちゃになって訳が分からなくなってしまいうのではないか。これらをどうまとめるんだろう?と懸念しながら読み進めていましたが、心配無用でした。ちゃんとどちらもまとまって、最後に犯人が分かったときの衝撃といったら・・・。

  • そうきましたか!!

  • 正統派本格ミステリ。

    かなり疑ってかかったんですが、最後はみごとに裏切られました。

    なんでしょうか、私はミステリがどうも苦手であんまり読まないんですが。

    この本読んで「あれ、ミステリ面白い?」
    って思いました。

    私みたいな素人でも読みやすいし続きも気になって読書が進んだので初心者向きかもしれませんね。

    同作者の『another』の不気味な雰囲気と怒涛の展開はかなり好きです。

  • これぞミステリー!という作品。続きがどんどん気になった。

  • ニックネームと特徴が覚えられない・・・と思っていたら、そういうことか(>_<)

  • 人気ミステリー館シリーズの記念すべき第1作

    怪しげで曰くつきの館、断崖絶壁の孤島、演出されるクローズドサークル、
    含みの有りそうな登場人物達、次々派生する連続殺人に密室の謎。
    犯人は誰なのか、二つの島を舞台にし、“名探偵”が謎に迫る。

    と非常にド直球な作品なのですが、これら一つの要素が丁寧に仕上げられており、まさに新本格ミステリーの王道、傑作だと思います。

    ただ巷では絶賛されている最後のどんでん返しや、トリックに関しては
    当時ならいざしらず、今ではそこまで珍しいものではなく、正直予想の範疇内、といった内容かもしれません。

    ただ、この十角館の殺人はそういった作品たちの言わば、はしりであり、これが無ければ生まれなかったということもお忘れなく。

  • 本格ミステリーです。
    ミステリー好きのお友達から数年前に薦められたまま読む機会が無くてやっと読めました。
    読みやすい文体で、沢山人物が出てくる割に見返すこともなく読めました。
    読んでいて有栖川有栖を思い出しました。
    書評を、大好きな島田荘司が書いていて嬉しくなりました。

  • どんでん返しと聞いて読んでみた。最後のほうの一行はなるほどと感じたけど、他の本で叙述マジックは体験してたので、驚きというよりはなるほどという印象。

    ただ、読みやすくてミステリーがあまり好きではなくても一気に読めた。他の本も読んでみたいと感じた。

  • 面白かった。推理小説なのだが、探偵役が居ない。いることにはいるのだが、およそ推理小説における花形らしからぬ  である。登場人物たちのそれぞれの視点で描かれている物語を読んだ読者自身が、安楽椅子探偵を気取ってみるのも楽しかろう。

  • 今月の23冊目。今年の136冊目。

    館シリーズの最初の作品。いやー面白かった。『そして誰もいなくなった』のパワーアップバージョンですね。個人的にはエラリイの手品のタネが気になる。マジック俺もやってみようかなー。

  • やたらと本格派ミステリーと言われたり、「終盤の一行」が予測を裏切るとか言われたりで、ハードル上げすぎじゃね?と思って色々予測はしてたけど、
    本当に予測は裏切られました。例の一行を読んだ時は思わず声が出た。

    あの人が犯人とは思ってたけど、あの人が犯人とは思わなかった。

    あらすじは、ミステリー研究会の大学生が、いわくつきの無人島に一週間泊まりに行って、そこで殺人事件がおきてしまう、という、王道といえば王道な内容。

    トリックは単純、けれど予測は難しい。
    出版年みたら25年前の小説なんですね。でも全然古く感じなくて、とても楽しめました。
    キャラクターも濃くて、キャラクターだけなら映像化したら面白く人気も出そうだなとは思ったけど、
    この小説は、映像化してはいけない小説No,1です。

  • 久しぶりに再読してみたくなり、今度は初版ノベルスでと手に取ってみました。もう25年も前に出版されたお話なのに、ちっとも色褪せない。
    今からすればいろいろと古いと思われる部分はもちろんあるかもしれないけれど、多くがそれを感じさせない。本格ミステリ、それも「吹雪の山荘」ではないけれど、孤島ミステリの独特なあの緊張感をしっかり味わえる。
    トリックに関していろいろ声があるらしいとは知らなかったけれど、今でも初めてこれを読んだ時の衝撃は忘れられないし、十年近く経った今日、知ったうえでまた読み直してもやっぱりがつんと来る。
    そして何よりも、本格ミステリへの敬愛に満ちた、実に綾辻さんらしい一冊だと思います。

  • 1人1人のキャラが立っていて良かった。
    が、期待しすぎたのか正直終わりはそんなもんか、と思ってしまった。

  • シリーズを読み進めていくうちに最初を忘れてしまったのでもう一度読み直してみました。

    結末を知っていても、なるほどなぁって納得しながら読めました。
    やっぱり最後の方にある一行には脱帽します。

  • 傑作。面白い。

  • わ〜い本格だ、と、わくわくしながら読んだなぁ。残念ながら、こまかいところは思い出せないけれど、これをきっかけに綾辻氏の本を読むようになったのだから、満足度は高かったのだ。

  • どんでん返しがあると身構えて読んだのですが、本当に終盤のある一文で「え!?」ってなりました。本格ミステリをもっともっと読んで知識をつけてからもう一度読みたいと思いました。

  • 「館」シリーズ最初の話。
    この話は面白かった!「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせるような、一人また一人と死んでゆく話で・・・。
    私は最後まで犯人がわからなかったけど(汗)。
    館シリーズではやはりこれが一番鮮烈で度肝を抜かれた。
    後で知ったんだけど、これが綾辻氏のデビュー作だったんだねぇ!
    私も秀作だと思う。これを読んで、後に続く「館」シリーズも、って気になったのだから。

  • 裏表紙に「終幕近くのたった”1行”が未曾有の世界に読者を誘い込む」とありましたが、まさにその通りでした。
    金田一みたいな感じのクローズドミステリーだなー、でも有名作家だけあって話に引き込まれるなぁ程度の感想で読み進めてましたが、まさにその"1行”で「えっ?」となりました。その先は一気に読みました。
    面白かった!

  • あの彼が発した一文を読んだ時の衝撃は未だに忘れられない。私が本格推理に目覚めた初めての本。
    因みにこの頃から江南くん好きだったようだ。

  • ずっと読みたいと思ってた館シリーズ。やっと読むことができました。
    逃げ場のない孤島でひとりひとり仲間が殺されていくってシチュエーションはゾクゾクきますね。面白かったです。
    結末には思わず「えっ!?」となってしまいました。すっかり騙されてた!
    ミステリー読んでてこの「えっ!?」となる瞬間が好きだ。
    色んなミステリー作品へのオマージュがちりばめられてる感じがしたけどほとんどわからなかったのは残念です。
    ミステリーに詳しかったらもっと楽しめたんだろうなー。

  • ワクワクするミステリー。
    って書くと、とたんに印象が軽くなるから不思議ですねw
    名探偵コナンよりも、金田一少年の事件簿。小栗旬よりも、堂本剛派な人はきっとハマります。

    大賞を受賞した時計館よりも、文庫四分冊という膨大な量の暗黒館よりも、やっぱりコレです。

    トリック?(一応、叙述なんでしょうけど、分かる訳ありません)は置いといて、新本格の金字塔という意味でとても価値のある本だと思います。
    作中冒頭でエラリィも言ってますが、「汚職だの政界の内幕だの、現代社会の歪みが生んだ悲劇だの、その辺も願い下げ」なわけです。もちろん、現実的な社会派サスペンスも面白いです。『点と線』然り、東野圭吾や宮部みゆきの作品然り。しかし、「やはりね、名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック・・・」フレーズを見ただけで、ワクワクしちゃいます。

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