鍵 (講談社ノベルス ノC- 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061815452

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  • 主人公は耳が聞こえない女子高生・麻里子。

    父母を相次いで亡くした麻里子は、兄・俊太郎と姉・秀子と暮らしていた。

    住んでいる町で通り魔事件が多発し、いつのまにか麻里子の鞄に忍ばされていた鍵を通り魔が捜しているのではないかということに気付く。

    兄は父母を亡くしたことで、母を独占していた妹に対する嫉妬から態度を硬化させてしまい、逆に麻里子は自分で事件を解決しようとするが・・・。

    今ひとつストーリーの展開が繋がらないというか、事件の背景、動機にリアリティを感じられませんでした。

  • 高校2年生の麻里子のカバンに、知らぬ間に1つの鍵が押し込められた。近所で連続して起こる通り魔事件。
    ミステリーな小説なんだけど、そこには兄弟愛・家族愛みたいなのがあって、ちょっと感動した。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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