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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061816152
感想・レビュー・書評
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中村青司氏の設計、館シリーズ。
どれを手にしても新鮮味あふれる組み立て。
とは言ってもこれはシンプル?
いえいえ、私的には十分ひっくり返されました。
次の「暗黒館~」はあんまり長いし、
諸先輩方が…とおっしゃっていたのでパス。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
館シリーズ中、最大にして最強のトリック、だと思います。綾辻さんが「消える魔球を試みた」というこの一作、まさに驚愕。ただ、たまたま同時期に同じようなトリックの某作品が出てしまったため、評価がいまいちという話もありますが、そんなもんどーってことないです。そっちを読んでいなかった私はもうとんでもなく驚愕しましたって。
この館もわりかしまともに見えます。……でも、館シリーズにまともな館があるわけないんですよね(笑)。この館の秘密は、霧が晴れるとき明かされる!とだけ言っておきましょうか。再読の際に拾える伏線の数々があまりに見事です。
余談ですが、ノベルス版の著者近影を見てみましょう。……バックがなんだかステキです(笑)。