金雀枝(えにしだ)荘の殺人 (講談社ノベルス)

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著者 : 今邑彩
  • 講談社 (1993年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061816640

金雀枝(えにしだ)荘の殺人 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • ドイツ風の館で起きた二つの殺人事件。
    遥か昔の心中と、つい先日の有名グリム童話に見立てられた連鎖殺人。
    そこに集ったのは、連鎖殺人の被害者たちと同じ血を引くこどもたち。
    それに突然の闖入者。
    謎解きを始めた彼らは、再び狼を呼び起こしてしまうのか。


    …という感じに煽ってみる。
    面白かった。これが本格というやつかー。
    しかし、屋敷見取り図いらんよな。
    …いるひともいるか。
    私は読みながら推理とか器用なことできないので。
    最後まで読むと、また序章に戻って読み始めてしまう罠がかけられています。

  • 館モノ、グリム童話の見立て、一族にまつわる過去の殺人事件のエピソードと、ミステリ好きには嬉しい道具立ての揃った設定にワクワクします。
    展開もスリリングで、久しぶりに面白い「新本格ミステリ」を読んだ、という読後感。
    満足です。

  • 七十年近くも昔の奇妙な三つの死。
    昨年の冬、完璧に封印された館で発見された、不条理きわまる六つの死。
    過去に九人もの命を奪った“呪われた館”を今また六人の男女が、
    警察も見放した謎を解明すべく訪れた。
    推理行の果てに浮かびあがる戦慄の犯人像、そして新たなる惨劇・・・。

    初めての作家さんです。
    ちなみにタイトルは『えにしだ荘』と読みます。私は読めませんでした・・・。
    めみさんのブログで紹介されていたので興味を持ち読んでみました。
    すんごい好みでした!めみさん、ありがとうございました!

    館モノであの雰囲気。
    そして、AがBを殺し、そのBはCに殺され・・・。
    といったように6人の人間が順番に殺しあったという構想も面白かったですし、
    事件の構図が一筋縄ではいかないところにもやられてしまいました。
    冒頭の「序章という名の終章」も、読了後すぐに再読して納得。まさにその名の通り。

    「綾辻・有栖川 復活セレクション」ということでこのたび復刻されたようですが、
    うちの図書館にあったのは15年前に出版された初版でした。
    15年前といえば、新本格全盛期??
    どうりで、懐かしい匂いがしました。

    やっぱりこの頃の、いわゆる「人間が描けてない」ミステリが好みかな。
    ミステリを久しぶりに一気読みしてしまいました。

  • 久しぶりにミステリアス感溢れる本格ミステリを読みました。ゾクゾクして引き込まれる設定が魅力。そこには記号としてしか人間が存在しない。ワイダニットは論理上にしか必要ない。こんな本格ミステリを読みたい、再び。積読になっている最新作を読んでみよう。ただニ段組単行本で分厚いんだよなぁ(笑)

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金雀枝(えにしだ)荘の殺人 (講談社ノベルス)はこんな本です

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