鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)

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著者 : 京極夏彦
  • 講談社 (1996年1月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (826ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818835

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鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • 事件に巻き込まれるのは嫌だと言いながら、一人になるとウツになる性質の関ちゃんの語り口。分厚いけれど人物が、よく動いてみせるので、どんどん読み進めてしまいます。殺人事件の謎解きとしては過去3作品に比べると最もシンプル。

  • 本というより、武器に近い。
    というか、武器。
    防犯に役立つ上、坊主スキーの心を満たしてくれる一品。

  • 何をトチ狂ったか、初めに手を出した京極作品がこれでした。おかげさまで姑獲鳥の夏が薄く感じた。
    山中の謎めいた寺というロケーションと印象的な登場人物、京極堂の膨大な薀蓄に、それが事件と密接に結びつき読む側も憑き物が落ちるという構造にどっぷりのめり込みました。百鬼夜行シリーズ内ではおそらく1番好きな作品です。この厚さを厚いと感じさせない筆力がすごい。
    余談ながら、最初に読んだ京極作品が鉄鼠の講談社ノベルス版だったので、シリーズ通してついつい講談社ノベルス版で集めています。文庫版の表紙の張り子も素晴らしいのですが、やっぱりノベルス版が落ち着きます。

  • 慈行さんがイケメンすぎる。やばいこれは美僧すぎる人出てきた!!死んじゃったけどね!!!くっそ!!!
    久保竣公と同じく慈行さんは、榎さんとは反対のイケメンだと思う。もっとこういうイケメン出てこないかな。
    慈行さんはからっぽという榎さんの言葉にショックを受けた。子どもの頃からずっと人に教えを教わらず、本ばかり読んでいたのだろうか。
    京極堂はなんだかんだと関口君と仲がいい。電車の中で関口夫婦と中禅寺夫婦が仲良くて和んだ。
    気絶した関口君を榎さんが運んだというのがすごくよい。どういう風に運んだのか考えると夢が膨らむね!!!お姫様抱っこだったら関口君だけじゃなく、周りの人にもトラウマ残すね。30代おっさん同士のお姫様だっことか訳が分から無すぎる。

  • 「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」 百鬼夜行シリーズ第4弾。

    長い!長かった!
    今回も不思議なことがいっぱい・・・
    しかも、お坊さんだらけで誰が誰だかわからなくなってくる。

    禅の話も完全に理解はできなかったけど(^^ゞ
    やっぱり面白いんだよな~このシリーズは。

    読み終わった途端に姑獲鳥の夏、再読してます。
    ↑鉄鼠を呼んだ方ならどうしてかわかりますよね?w

  • シリーズで一番時間がかかった作品。面白かったけどしんどかった。そしてまだ完全に理解できていない所もあります。

  • 禅の歴史やお坊さんの説法?が多く、いつも以上に難しかったが、からくり的には半ばぐらいで分かったので、すっと読めた。

  • 禅の教科書のよう
    黒衣の陰陽師が現れなくとも自らの檻から出なくてはならない

  • 終始僧侶がたくさん登場。
    京極堂が関口夫婦を旅行に誘う場面が和む。今作ではわりとアクティブな京極堂。

  • 再読。H9,11,6とありました。
    以来、でもないと思うのですが。久し振りに再読。
    禅が主で、難しいけど。
    少しづつ分かりかけてきたような。
    深いな、京極夏彦。

  • シリーズ全部好き。
    最初に読んだのが、鉄鼠だったので今でもなんか一番好きな話。

  • お弁当箱みたい・・・
    始まったばかりで、まだ波に乗れてません。

    といって読み始め、随分と日数がかかってしまった。
    早く読み終えたくて、(真相が知りたくて)
    ・・・・・

  • 臨済宗と曹洞宗のお坊さんが一緒に修行している奇妙な
    お寺の近くでお坊さんが殺される.殺人後も容疑者の
    お坊さん達は修行をやめないし,そもそもお坊さんの言うことは
    何を言いたいのか理解できない.仏教の宗派はどれも大差ないと
    思ってたけど,宗派の違いで歩く速さまで違うとは驚きました.
    とにかく凄い話でした.

  • 修行は一日にして成らず、
    而して一日にして
    なくなるものでもない。

  • 今回も色々な人々が複雑に絡み合って
    最後に京極堂が全ての憑き物を落としてくれる所は爽快
    一作目の医者の先生が再登場したのはおおっと思いました
    伏線が一作目からあるのがすごいですね(ロリ医者とか)

    この京極堂シリーズは毎回毎回すごい勉強になります
    今回のテーマの禅も、自分はただ正座して瞑想するものだと
    思っていたので知らないことを知るのは本当に面白いです

    個人的に榎木津の活躍が大好きな巻であります

  • この作品がきっかけで、京極夏彦さんにハマった。殺害動機を知って、被害者たちがうらやましくなった。途中までは読み進めるのが困難だったが、榎木津探偵が出てきて急に面白くなった。すごくシリアスな作品なのに笑える箇所も多々あるのがまた、個人的にはツボ。

  • 10年前、京極堂シリーズでなぜかこれを最初に読んで榎木津に惚れたのだった。
    最後の憑き物落としはこれが一番スキッとしていた気がする。
    ひさしぶりにもう一回読もう!

  • シリーズで最もお気に入りの1冊です。

  • 今回は難解だったぁ。
    坊主が多すぎる。
    坊主の名前がまず覚えられない。更に人によっては名前で人によっては名字呼ぶものだから混乱して仕方ない。
    更に、宗教についても御坊さについても知識がない私は、昔の禅僧の名前もまた覚えられない。
    そして、お坊さんの言っていることの意味がまったく理解できない。
    いやぁ、難しかった。
    途中で、禅宗や禅僧の歴史を調べたりして、やっとのことで追い付いていった感じだ。

    そして今回は、無敵の京極堂が「勝てない」という。
    おお、なんてことだ。
    かわりに榎木津探偵がかなり活躍をするのは面白かったけど、やっぱり京極堂に憑き物落としをしてもらわなくては!!
    禅僧が相手ということで、その事件の真相はかなり奥深く、一般人には理解しがたいことばかりだった。
    最終的には京極堂がその寺の結界を破り、立ち上がるのだが、肝心の憑き物は落ちたのか!?
    ちょっと、謎の残る終わり方だったな。。。

    姑獲鳥の夏の後日談が登場したりしたことは、驚きと共に感動した。
    ということで、この鉄鼠にもいつか、後日談が描かれるのだろうか?

  • 箱根の山中にある謎の禅寺でおこる僧侶連続殺人事件という筋立てはエーコの「薔薇の名前」を意識しているのかもしれないが、1996年当時はオウム真理教批判として読んだ。

    座禅と瞑想は似て非なるものであって、瞑想することによってしばしば遭遇する「世界との一体感」のような体験は、禅宗では「魔境」として切り捨てられるのである。オウム真理教の幹部たちが「解脱した」と云っているのは、この魔境に過ぎないわけだ。

    また、禅宗にあっては「悟ること」が目的ではなく、悟った後の修行(悟後の修行)が重要であることも忘れてはならない。

  • 久しぶりの京極シリーズ。中禅寺ー京極堂ー君が関口君をコケにするところがおもしろく、ニタニタしてしまう。

  • 犯人当てようと思って読んだけれど分からなかった^^;
    面白かったです。

  • 次は禅宗の宗派(?)の話と、悟りの話が延々と。

    特に悟りの話は、ほとんど理解できなかった。

    まあ、言葉では理解できないものって書いてあったし。



    久遠寺先生、今後も出てきそう。

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