星降り山荘の殺人 (講談社ノベルス)

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著者 : 倉知淳
  • 講談社 (1996年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819290

星降り山荘の殺人 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 期待して読んだんだけどな・・・。

    クローズド・サークル物で、構成もしっかりしてて、「こりゃ、誰が犯人なんだ?」って、ワクワクして読み進めた。

    しかしなぁ、探偵が犯人じゃぁ何もかもぶち壊しだろ。
    ってか、ルール違反!!

    ご丁寧にも本書の28ページには、こんな記述が・・・「探偵役が事件に介入するのは無論偶然であり、事件の犯人ではあり得ない」

    わざわざ、こんな記述を書くなよなぁ。読んで損した。この作者、二度と読まない!!

  • 初めて読んだ倉知さんの作品が当作でした。
    シンプルなフーダニットで、フェアといえばフェアですが、それでも騙された感が否めません。
    親切なようで意地悪なミステリでした。

    和夫は、美形星占い師・星影の付き人になる。
    星影と共に、山荘へ行くことになった。
    山荘のある辺りは、一面が雪に覆われていて部外者が入ってきそうにない。
    そんな閉ざされた環境で、殺人事件が起こる。
    星影は犯人探しをするが……。

    個性的なキャラクターが多い上、犯人の意外さにポカンとなりました。
    前書き(?)には、彼が探偵とは一言も書いていなかったけどさ。

    犯人は麻子かと思っていましたが、彼女が探偵役だったのね。
    確かに、探偵役は登場していたし、犯人ではありませんね。

    当時、私が読んでいたミステリでは、犯人がホモという設定が多かった気がします。
    狙って買った訳ではないのに(笑)

    謎解きの説明はややこしいです。
    作中でも、ややこしいと言っています。

    ラストはドタバタしていますが、和夫と麻子が良い感じになっています。
    犯人の変わり様には苦笑いしました。

  • 事件が起こるまでが少し退屈。
    UFOとか宇宙人の仕業とか言ってる、嵯峨島さんの存在が面白い。
    見出しみたいなのは、いらなかったかな。

  • 面白かった!登場人物に現実味があって、宴会からの展開には、予感がありつつも叫ばされたり、最後まで楽しく読みました

  • 作者が作者なだけに、常に疑心暗鬼の状態である。いちいち入るアナウンスにも惑わされる。

    追記:よく注意したつもりだったのにやられた。気づきそうなものなのに、細かく章が区切られていたので見落とした。犯人が指摘される前後は心臓がバクバクした。
    ただ星園があまりにも探偵キャラとして立っていたので、あれでもこれってシリーズ化してない単発だよな?→シリーズ化はできない→星園が犯人 という推測はしていた。発表から時間が経った作品を読むと、こういうことがあるのが残念。

    あとネタバレなしの書評の中に、「ラストが切ない」という感想を書いている方がいたような記憶がかすかにあったため、犯人は麻子か星園だろうとは思っていた。

    しかしラストのコミカルぶりは何なんだろう。作者はシリアスな空気に耐えられなくなったのだろうか。私は嫌いではないがこの作者は毎度こんなふうで、蛇足だと感じる人も少なくないと思う。

    残った謎:星園の過去は本当に捏造なのか。

  • 初めて読んだ時は完全に騙されました。久しぶりに二回目を読んだら、全然内容覚えてないわりにはなんとなく犯人の見当がついたかな…。上から目線的な言い方でなんですが、よくできた話だとは思います。動機が情けない気もしないでもないですが。

  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387161846.html)
    日本推理作家協会賞候補(1997/50回)

  • 雪に閉ざされた山荘での連続殺人。所謂クローズド・サークル物で、自分としては、それだけで心惹かれるものがあります。

    読者は、犯人を推理していく訳ですが、節目に作者からの注釈があり、目新しいなと感じました。
    もちろん、これらの注釈に嘘は書かれていないのですが、良く読み下していかないと、最後に騙される展開になると思います。

    ただ、正直終盤までの展開は結構地味で、人が次々と死んでいく訳でもなく、またバラバラ殺人のように死体に派手さもなく、ぐいぐいと展開に引き込まれるという事はありませんでした。

    ある程度ミステリー物を読んでいれば、犯人の推測は付くと思いますが、最後のどんでん返しは、結構楽しめました。

    本作品が、フェアかアンフェアかと意見が分かれているようですが、私は十分フェアだと思います。これぐらいでアンフェアと判定してしまうと、このジャンルの作品が、減ってしまうのではないと思います。

    少し時間をあけ、作者からの注釈と照らし合わせながら、再読したいと思える作品でした。

  • フーダニットもの。段落毎に注釈がつく親切設計でミステリー好きにはたまらない趣向になっている(=^ェ^=)吹雪の中の山荘に閉じ込められるかまいたち的なクローズドサークル。フーダニットとしては正に王道。しかし初心者向けなんだな残念ながら。このトリックは致命的な弱点があるよね。初手で気付かなければ傑作かもなんだけど気付いてしまえばフーダニットにもならない(^-^;ただ出来は面白いと思う。どんでん返しの大業に寄りかかることなくロジックの完成度は高い。主人公が最後まで成長しないのと尻切れトンボ的なのがやや難点。

  • 見事に騙された。真犯人を知ったあと、また初めから読み返したくなりました。
    ただ、真犯人の豹変ぶりは少し不自然に感じてしまいました。

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