まどろみ消去 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1189
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819702

作品紹介・あらすじ

大学のミステリィ研究会が「ミステリィツアー」を企画した。ビルの屋上に案内された参加者たちは、離れた建物の屋上で、三十人のインディアンが踊っているのを目撃する。現場に行ってみると、そこには誰もいなかった。屋上への出入り口には見張りが立てられていたというのに!参加者たちはこの謎を解くことができるか!?(「誰もいなくなった」)著者初の、そして森ミステリィのエッセンスが全て詰まった全編書き下ろし短編集。

感想・レビュー・書評

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  • うーむ
    あまたあるミステリーのなかであえて読むべき作品とは思えなかった

  • 再読

  • 普通。悩める刑事はなかなか良。

  • 短編集11編
    ミステリーではないようなものもあるが、全編通してハッとさせられる所があり、面白い。

  •  S&Mシリーズという、1冊1冊がとーっても長い(分厚くて持ちにくい)作品をずっと読んできたけれど、Vシリーズより先に、ここにきて短編集を挟むことにした。
    小休止のような気分で。
    でも、意外なことに、短編集だからサクサク読めると思いきや、ダラダラと何日もかけて読むことに。
    11篇の短い、不思議な話が収録されているけれど、ひとつひとつがミステリアス。話から話へのテンポが掴めなくて、脳内を切り替えるのが、多少面倒だった。
    面白い、と読むのが止められなくなった長編とは、楽しみ方が違うのかもしれない。でもこれで、コツは掴めたかも。

     『虚空の黙禱者』と『心の法則』そしてS&Mのふたりが登場する『誰もいなくなった』が特に良かった。

  • 森博嗣のいろんなシリーズ読み返したくなった

  • 短編集

  • (収録作品)悩める刑事/虚空の黙祷者/純白の女/彼女の迷宮/真夜中の悲鳴/やさしい恋人へ僕から/ミステリィ対戦の前夜/何をするために来たのか/心の法則/キシマ先生の静かな生活/誰もいなくなった

  • 読み始めてから短編集であることに気付いた。
    森さんの短編集は初めて読んだけど、一つ一つの話に謎があるかんじで、不思議な感覚だった。
    長編のシリーズの登場人物たちも出てきて、少し違う一面を見せていて面白かった。

  • 森博嗣さんの短編集。西之園萌絵も出てきたりして結構嬉しかったり。不可思議な話が多かったり、少しぞっとしたりしながら読了。ちょっと消化不良の話もあったかな。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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