地底獣国の殺人 (講談社ノベルス アW- 1)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819832

感想・レビュー・書評

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  • これはスケールの大きい冒険小説って感じ(*^¬^*)ロストワールドさながらの恐竜や謎の部族の跋扈する世界。閉ざされた場所での連続殺人。過去を追想し、犯人を当てる( ̄▽ ̄;)推理材料が少ないため難易度が高い(^-^;これは普通に読んだ方がいいかな。時の誘拐の阿月の時も感じたけど主人公がいい性格すぎて合わない(笑)殿様かっ(`◇´)ゞ

  • 太古の恐竜や動植物がいろんな時代の壁を越えて渾然一体となっている上に謎の日本語らしき言語を操る原住民族のいる不思議な世界で起こる殺人事件を扱ったもの。いや面白かった。何がって冒険小説風のところが。いるはずのない恐竜に襲われたり謎の民族に襲われたり。よく考え付くね。興奮しっぱなし。本題の殺人事件っぽいのは後半の少ないページだけなんだけど謎が解かれてみるとあの冒険小説部分も意味があったのがわかってビックリ。
    まあでも本格と言うよりは冒険小説として楽しむのが正しい読み方かもしれない。

著者プロフィール

一九五八年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。
一九八六年、「異類五種」が第2回幻想文学新人賞に佳作入選。
一九九〇年、『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞受賞。
代表的探偵「森江春策」シリーズを中心に、その作風はSF、歴史、法廷もの、冒険、幻想、パスティーシュなど非常に多岐にわたる。主な作品に『十三番目の陪審員』、『グラン・ギニョール城』、『紅楼夢の殺人』、『綺想宮殺人事件』など多数。近著に『大鞠家殺人事件』(第75回日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門、ならびに第22回本格ミステリ大賞・小説部門受賞)。

「2022年 『森江春策の災難』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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