- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061820494
感想・レビュー・書評
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我が物顔で大暴れする幻想生物(と警察官僚)を完膚なきまでに叩き潰すディザスター(主に主人公の活躍によって……)小説。
こういう作品が読みたかった!
ノベルス版は書き下ろし短編もついていてお得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あえて漫画?
小説に挿絵をされていた垣野内成美さんおコミックです
(吸血姫美夕・・・だったかな、好きでした♪)
東京大学文科?類入学、法学部卒業時に司法試験・外交官試験・国家公務員?種試験に合格し、警察庁に入庁、インターポールへ二年間出向、現在「警視」として「刑事部参事官」に27歳でなりました
彼女の父は「JACES(大日本セキュリティーサービス)」の社長(年商5000億円)であり、全世界に涼子の「僕」がいます・・・はあ・・・すごい
その長い見事な脚線美を惜しむことなく露出して、ピンヒールで悪を蹴る
石棲妖蠍(バレオロザキス)が今回の妖怪=敵ですが、コレすらも蹴倒しました(笑)
博識を持って妖怪の弱点すら調べ上げて退治しました
「思い知った?正義は必ず勝つ!・・・いえ、正義とは! アタシが勝つこと!!」
はい・・・そのとおりです(この魔女はかわいい!) -
警視庁のキャリア組とゆーエリート美女でありながら、「ドラよけお凉」(=ドラキュラも避けて通る)と言われる女傑なおねーさまが主人公。強い女の真骨頂...と言えるわけですが、私が好きな強い女性キャラの中では、ある意味真っ当に恋愛してるひとかもしれません。まあ、とことんツンデレですが。
性悪女と紙一重っつーか、相手によっては正にソレ!とゆーところもありますが、嫌いになれないのは、筋が通ってるからなのか。怪奇事件簿と言うだけあって、普通のミステリではありませんが、著者の筆力でかなり面白く仕上がってると思います。下手すりゃ、お粗末なホラーになりそうな題材なのになあ。イメージアルバム、井上氏が泉田君をやってると知り、かなり気になってたりもします...。 -
頭脳明晰スタイル抜群そして日本屈指の大企業のご令嬢、しかしその過激すぎる性格により、周囲からは悪魔より恐ろしい相手と思われているスーパー美女、お涼さま。
事件と男をいたぶるのが趣味な彼女に垣間見える乙女なところが何より好きだったりします。 -
ドラよけお涼こと、薬師寺涼子シリーズの1冊目。
怪奇で事件簿、それだけで読んでみようっと思ってしまいました。 -
お涼様シリーズ第一弾。
この時からすでにお涼様は泉田さんが好きなんだろうなって分かるけど、遅々として関係が進まないのは田中芳樹が恋愛物語を書くのが下手なせいね、かわいそうに。 -
警視庁のエリート官僚・薬師寺涼子・通称「ドラよけお涼(ドラキュラもよけて通る)」の痛快・妖怪捕物帖です。美しく強い女性には、こうした生き様がなんと似合うことか!誰しもお涼さまの足元にひれ伏したいと思うこと確実(ホントかあ??)です。女性なら部下の泉田クンみたいな男性いい!と思うし、男性読者なら泉田がうらやましいぞ!ってところでしょうか。しかしいつかこの二人まとまる時が来るんでしょうか。
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アマゾンで調べていたら、これの文庫版が96年発行になっているんですよね。本書が99年発行という事を考えるとちょっとおかしいね。