銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1257
感想 : 180
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820593

作品紹介・あらすじ

賑やかな街の一角に、その店は存在する。燻べたような色の木の板、木の壁、木の天井。まるでそこだけ時に取り残されたかのような-その店。蒼然たる看板に大書された屋号は、『深山木薬店』。優しげな青年と、澄んだ美貌の少年と、元気な男の子の三人が営む薬種店は、だが、極めて特殊な「探偵事務所」で…!?メフィスト賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 友人に評判が良いと聞いての図書館本。だったんだけど。
    中高生の女子が読む本かなあという感想。
    おばあちゃんにはつらかったです。
    主人公たち3人の美しい若い妖怪。彼らが営む薬屋に、たまに持ち込まれる難事件たち。

    独特のテンポというか、ちょっと台詞が、作者の世界の中で交わされてる感じで、脈絡ないというか…。
    なんか事件が結局よくわけわからんかった。
    作者が考えついた謎多き妖怪美少年な秋をヨイショする物語。
    秋の基本他人には興味ないですけど、みたいなスタンスが一昔前のやれやれ系主人公ぽくてしんどい。
    登場人物たち、由里子も市橋も看護師の女の子も、キャラ定まってないというかさ、情緒不安定じゃない?
    あとちょこっとだけ出てきた若手刑事の葉山くんの話し方キモくない?(ありゃりゃ?)

    シリーズ化してるからだんだんおもしろくなる?ちょっと次の一作を手に取るのを躊躇う。

  • 大好き大好き。
    んが。薬屋さんシリーズは大好きだが、他の作品はイマイチ入り込めない。残念。
    文章やロジックが独特だからか合うのと合わないのの差が激しい。

  • 中学生の頃にハマってた薬屋さんシリーズ。
    もう話全然覚えてないけど好きだったなぁ〜(о´∀`о)

  • 図書館が10日も休館するというので、目についた本をガサガサとつかんで借りた中の一冊。

    長い長い。主人公たちの立ち位置の説明が長くて辛かった。
    久々だな、こういうの。
    いつも高田崇史の隣に並んでいるので、気にはなっていたんだけど。
    ダヴィンチ読書道案内の紹介で手にとってみた。
    なんというか、解説の大森望氏の佇まいが全てを物語るというか。
    なんか苦労して解説書いてる空気が。

    多分学生の頃に読んだら楽しかったんだろうな。
    筋立ても主人公たちがこうでなかったら、もっと面白かったのも。
    たぶん、私の歳のせいだわ。

  • 表紙が違うと物凄く雰囲気が違う…。今の可愛い感じより、元のおどろおどろしいバージョンの方が好きです。物語にも合ってると思う。
    事件よりも、事件を解決する薬屋さん達が一番謎。それだけに妄想しがいがあるという…(笑)
    初期の数作しか読んでいませんが、かなり長いシリーズになりましたね。

  • 1999年。第11回。
    登場人物紹介。主要3人妖怪?薬屋?探偵?
    この3人の会話、独特のテンポでついていけず。2/3読んでやっとついていけた

  • 薬屋シリーズ第一弾。高校の時にハマって読んでいたのを再読。

  • 図書館で借りた本。
    ある日小学校の校庭に、雪で巨大な妖精の姿が浮かび上がった。そのころ、悪魔と契約をしてしまった不動産やと、子どもの幽霊に悩まされる女性の2件の依頼を受けていた秋たち。実はこの2件は妖精事件で繋がっていた。

  • 雰囲気が古臭い。
    このシリーズは諦めます。

  • ようやくこのシリーズにふれられた気がします。
    存在はだいぶ前から知ってはいたのですが。

    まあ、少しクセありのミステリーです。
    読んでいくと少し展開が
    ごっちゃになるかもしれませんね。
    一応本物の悪魔(?)もでてきますからね。
    (ただし、おどろおどろしいやつではないよ)

    言葉通りの情報にはだまされないことが
    一番でしょうか。
    かなり反則技の強烈な事実を
    突きつけてくれるので。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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