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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061821132
感想・レビュー・書評
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二度目ましての作家さんです。
初読みの「遠い旋律、草原の光」で感動したので、期待してたんだけど
ミステリを期待し過ぎました。
途中まではよかったのよ。精神科の病棟で連続殺人事件が起こるから、
夢野久作氏のドグラ・マグラを連想した。
更に伝説やら宗教やら、被害者が残した小説やら隠された暗号やら、
雰囲気は最高によくって、わくわくしながら読んでたんだけどね。
最後というか3重のトリックがアレってのはいただけない。
ガックリきてしまいました。
今度は普通にホラーを読んでみましょ。 -
良くも悪くも倉阪作品っぽいなー。新作はバカミスと評判ですが
今作はどうもそこまではいかないですねー。
得意の作中作や、暗号文などは出てきますがミステリとしては
かなり...微妙...(笑)。この事件を担当した刑事が刑事を辞めたく
なるような真相ですからねー。
病院が舞台ってのは個人的に凄く恐いのですが、これは
自分の育った環境が大きい。家のすぐ裏に廃墟と化した病棟や
器具などがそのまま放置されていた病室などがあったもので...。
なので今作は個人的には結構怖がって読んでました。
が、ミステリ的には...(苦笑)。こういった作品があることは
承知で読んでるので問題ないですけどね。
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