美濃牛 (講談社ノベルス)

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著者 : 殊能将之
  • 講談社 (2000年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061821231

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美濃牛 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • 名探偵石動戯作が初登場する一冊。

    横溝的山村で金田一的名探偵が活躍しています。「八墓村」とか「悪魔の手毬歌」「獄門島」辺りが好きな人なら楽しめるかと。
    石動さんのとぼけたキャラクターもいい感じです。

    しかしまさか「黒い仏」であんな展開になるとは、この頃は予想もしていなかったのであった。


    読了日:10/01

  • 厚さのわりに余白と蘊蓄が多く、また文章も簡単なのでとても読みやすい。このシリーズはわりと何でもありで、SFのようなものから賛否両論あるものまで様々と聞いていたが、本作は至ってまじめなミステリーという感じだった。叙述トリックや意外性だけに頼らない内容も好感度が高かった。登場人物も、皆とても魅力的に感じられた。
    私はベタ好きなので、当たりだった。

  • 首なし死体に始まり、名門の一族が次々に殺されていく。あたかも伝承されたわらべ唄のごとく。横溝作品を彷彿とさせる。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file5/neta16802.html

  • 横溝正史の舞台に海堂尊の登場人物が迷い込んだ様な作品

  • 図書館にて借りる。

  • 面白かった。
    「ハサミ男」より断然面白い。

  • 石動戯作、魅力的だなあ。と思ってたら、これシリーズ一作目なんですね。
    もう新作を拝む事は不可能ですが(泣)

    「It's Deconstruction」
    日本語訳があるのに気づかず、頑張って脳内で和訳しました・・・。

    哲史さん殺害の際に「これは入れ替わりトリックがある」と読んでいたのですが、まさかあの人とは!

    500ページの大作、だけど面白くてあっという間。

    殊能氏のご冥福をお祈りします。

  • 『ハサミ男』よりこっちのほうが好き。現代版横溝(ただしぬるめ)。少々強引…というか納得いかないところもあるもののまあ満足です。石動さんも探偵してるし!(笑)


    途中まで飛鳥がアントニオになるんだとばかり思ってたから最後にアントニオ本人が出てきた時がこの本で一番驚いた瞬間だったというのは秘密。

  • 石動シリーズ1作目。
    わらべ歌になぞらえた殺人、洞窟の探検等々、横溝正史をオマージュにしたようなミステリです。ただし、横溝作品に感じるようなおどろおどろしさや怖さは皆無で、村の人たちは皆わりといい人。
    長いですが、一章一章が短いので読みやすく、ちょっとずつ時間をかけて読み終わりました。毎章の冒頭に載せられている引用文の意味をじっくり考えながら読むのも楽しかった。
    探偵役の石動戯作の飄々とした食えないキャラも好感持てました。ただ今回ちょっと空気すぎたので、次回作に探偵の活躍を期待。

  • 「鬼の頭を切り落とし…」首なし死体に始まり、名門一族が次々と殺されていく。あたかも伝承されたわらべ唄の如く。

  • ハサミ男ほどじゃなかったけど面白かった。

  • 「ハサミ男」がすごく面白かったので期待して読んだがたいしたことなかった。
    首を切り落とした理由がもうひとつ納得いかないなど、納得いかない部分が多い。しかし、作者は博識だな。

  • 図書館より。

    石動しりーず一作目で、とにかく面白く読んだ。
    ハサミ男で味をしめ、しゅののんの魅力にどっぷりと取りつかれた。
    美濃牛というタイトルを筆頭に、直接ストーリーや謎解きのヒントになるわけではないのだが、クレタ島のミノス伝説にまつわる名前をもじった名前が多く出てきて、神話だいすき人間としてはHSHSしっぱなしだった。。

    ポタ研仲間の先輩と石動さんの電波コンビにはまいった!w
    一作目の段階では、まだ石動さんのイメージは、「ちょろちょろ動き回る、変で話題の偏りが著しいけど、ほがらかで明るい青年」というところにとどまっている。

    推理やトリックにはそんなに無理はなかったかなあと思うが、ただ、プロローグの意味は最後まで解らなかった。
    この人は、作品にほんの少し理解不能な部分をまぜこむことで、いわば意図的に「ヴィーナスの腕」を造り出そうとしているのか?


    ***以下ついったログ***


    黒い仏も借りてくればよかった、と後悔している。美濃牛もハサミ男も大好き。何て言うかな、文体が好みだし、人物に対するまなざしが好感持てる。
    posted at 09:26:54

    今美濃牛読んでたら 今日が横溝さんの命日なのか
    posted at 08:41:00


    表紙を見てはじめて、美濃牛の意味がわかったwwだんだん読んでいくうちに面子が揃っていく。クレタ、 テーセウス、アリアドネ、アステオース、パシパエー、ダイタロス、までは見つけた。もし神話通りだとすれば、これはアリアドネとテーセウスの物語になるはず。 #美濃牛
    posted at 21:02:34

  • 砂漠は無限の分岐。

  • 面白かった!現代版横溝正史、みたいな雰囲気。サラッと読みやすいのに深い。

  • すごい才能と先達への敬意。いいなあ

  • 首無し死体、牛の銅像に突き刺された死体…これは童謡の見立て…と横溝風に田舎の集落で起きる連続殺人事件。
    本の分厚さを感じさせない筆力はさすが。途中だれること無く一気に読ませてくれた。
    村のあちこちをふらふらしながら、石動が名探偵よろしく事件に首を突っ込んでいき、最終的に警察からも情報提供してもらえるところまで食い込んでいくところは、名探偵モノ好きには安心の展開w
    次作の黒い仏もそうだが、モヤモヤしているところは残るものの非常に面白かった。
    音楽の蘊蓄は良くわからなかったが、でてくる料理は美味しそうだった。

  • ハサミ男が面白かったので、図書館で借りてみた。
    最後のオチは意外で、思いつかなかった。ちょっと無理があるような気もしたけど。
    長い話を飽きずに読ませるのはさすがだと思う。

  • 破壊力抜群のタイトルセンスにまず拍手。ところどころ横溝をなぞってるあたり、ニヤリ。

  • 意外なラストでしたがハサミ男の時ほど衝撃はなかったです。でも長さを感じさせず読ませる力は流石です。石動さんのキャラが好きです。

  • 珍しく石動が探偵してる。

  • この本で、殊能さんの才能に度肝を抜かれた。

  • …イマイチ。「ハサミ男」は面白かったのになぁ、と残念に思うしか。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「鬼の頭を切り落とし…」首なし死体に始まり、名門一族が次々と殺されていく。あたかも伝承されたわらべ唄の如く。―『ハサミ男』で鮮烈なデビューを遂げた著者の才能を余すところなく表出し、ミステリのあらゆる意匠が豊潤に埋め込まれたこの物語は、新たな探偵小説の地平を切り拓き、2000年ミステリ界の伝説となる。

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