転・送・密・室 (講談社ノベルス ニG- 14 神麻嗣子の超能力事件簿)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061821606

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず面白いのだけど時系列がバラバラなので把握し辛いのが難点。

  • 表紙の絵がかわいすぎるんだよこれが…。
    ちょこちょこ出てる伏線が気になり過ぎる。
    (と言いつつ第1作を読めていない私)

  • チョーモンインシリーズ5冊目。短編集。
    新キャラが出てきて、今までの設定に歪みを加えてきました。さすがSF設定ミステリ。こんな方向への展開もあるのか、と。これ、この後どう整理されていくんだろう…。(あの人がアレで…と考え始めるとキリがない!)
    収録作はどれも、構図のどんでん&ちょこっと毒が入ったお話で西澤ミステリでした。『現場有罪証明』が好きかな。
    保科さんの話があまりなかったので、そこはちょっと寂しい…。(安楽椅子ポジションなだけに短編で活躍させるのは難しいか)

  • えーと。
    保科サンと能解さんの娘(寿美子)=神麻さん=響子ちゃん、で、養い親が聡子サン、 ←ネタバレ?
    なのかな?
    といっても、
    神麻さん=響子ちゃん
    というのは、どうかな?と思いつつもありえんことはない、って思っただけなんだけど。

    このシリーズ、現場に行ってどうこうしているので気づかなかったけど、よく考えるとめちゃめちゃ安楽椅子だよなあ。
    とか思ったり。
    そうだなあ、今回は、後ろ4編はシリーズもののおまけというか、キャラを出すための話って感じでしたね。聡子の話は、聡子が非常に良い女でよかったけど、ミステリ的に面白いかっていうとそれはどうかと。ダメダメ、というわけではないですが。
    『現場有罪証明』は良かったっす。逆なのか~。ま、タネは明かされちゃうとカンタンなんですけどね。
    『転・送・密・室』は、理由が暗くて恐かった…。こわいっていうか…こわいよね。131°くらい曲がってる感じ。(どんなだ)
    それにしてもだ、どんどん保科サンの影が薄くなっていっている気がするのは気のせいか。

    ところで。『神麻嗣子的日常』のラストって…どういうことなんだろ?新編集者といい…謎。

  • 「リモート・ダブル」だとか「Dツール」だとか、あまり耳慣れない超能力も出てきて楽しい本作。その度に練りだされる新しい論理はやっぱり見事だなあ。ミステリの世界では「超能力があったりしたら、なんでもありじゃん!」という印象を受けかねないけれど、そうでもないし。
    表題作、動機がかなり好き。おいおいそれはないだろ、てな感じでもあるのだけれど、こういう発想はなかなか思いつかない! ひたすら感心。

  • 前回は長編番外編でしたが、今回は短編集でした。
    また違う人物が出てきたりして、人数が増えてみたり…。
    最後の話には、どこが始まりで、どこが途中なのか
    さっぱり分からなくなってしまいましたw

    最後にも書かれていましたが、この組織の制服(?)は
    普通の服は駄目なのでしょうか?
    普通の服を着て出てくる人がいないのですが…。
    更に言ってしまうならば、シリーズ名になっているはずの彼女は
    ちゃんと一人前になれるのでしょうか?
    試験、落ちすぎです!w

  • 2004年10月7日読了

  • チョーモンインシリーズ。短編集だけど終盤収まりの悪い伏線が。モヤッとするー。嗣子ちゃんの料理描写は読んでるだけで美味しそうです。ごはん・・・。

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著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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