試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822054

感想・レビュー・書評

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  • 21年2月、途中で読むのを中止。

    僕には、合わなかった。語り手が、18歳?浪人生の設定だからか、友人に語りかけるような語り口で、読んでて不快で辛かった。
    第3短編の途中(154ページ)まで読みましたが…パズラーとしては、まぁまぁかな、と思いました。

    高田崇史さん、初、だったのですが…残念。評判の良い「QED」シリーズに、行ってみます。

    高田崇史さんのファンの方々、失礼しました。



  •  以前電子書籍版で仮登録しておいたもの。紙の本(ノベルス判)を発見したので登録しなおし。
     この作者、ギムレット好きの探偵が出てくるシリーズものをいくつか読んだことがある。これは千葉千波という高校生パズラーが主役の連作短編集。ワトソン役の浪人生とその友人と3人でパズルチックに事件を推理する。大半を占める3人の会話にもいろいろな論理パズルがでてきたり、全編パズル風味ということでこのタイトルになっているのだろう。しかし肝心のパズルがしょぼいのが難点。どこかで見たようなものばかりだし、事件といっても他愛のないもので、これでは看板倒れといわれかねないような。

  • ※2005/10/6のblogより転載

     パズルというタイトルですが、紛れも無く小説です。
     これは好みが別れるところでしょう。
     僕は受け付けませんが・・・・・・ね。

     要するに、パズル雑誌なんかによくある論理パズルっていうのかな!?
     A,B,Cがいます.彼らはそれぞれ東京、大阪、北海道で生まれました。
     さて誰が何処で生まれたのでしょう?
     1、東京で生まれたのはAではありません。
     2、Cは東京で生まれていません。
     3、Aは北海道で生まれていません。
     みたいな。
     こういうのを小説仕立てにしてあるのわけです。
     全部がそういう訳じゃないけど、まあそれに近いものばかり・・・・・・か。


     それぞれのキャラはなかなか味があっていい(キャラ立ちしている)のだが、探偵役のスーパー高校生がはっきり言って「超ウザイ」。
     本人のパズル好きは勝手ですが、完全に自分の推理に酔っている&確信しているので、ロジックが屁理屈と言うか、押し付けがましくて自分には合いません。
     他のキャラが、とても好感が持てるので、非常に残念であります。

     まあ「パズラーなミステリ好き」にはオススメでしょうけど。
     あと森博嗣好きもねw

  • ちょくちょくクイズがあって、それは面白い。ストーリーはつまらない。クイズだけやればいい。

  • ちょっと強引ではあるが、謎解き(?)が楽しめた。
    星5つ:感動
    星4つ:最高
    星3つ:面白い
    星2つ:普通 ← ここが基準
    星1つ:つまらない

  • 私も『問題。グリーンランドは世界一大きな島です。さて、それではグリーンランドが発見される以前に世界一大きな島だったのは?――答え。グリーンランド』というようなパズルのが好きです。

  • パズルがメインでストーリーはおまけです、そう分かって読むなら楽しめる一冊。短編連作集でもあるし、Q.E.Dシリーズよりは読みやすい印象です。キャラクターも軽め。主人公の名前がわからないんですよね~。

  • 出題されるパズルは面白いものだが、ストーリー展開がいまいち。

  • 2011/5/22

  • これは考えながら読まないと、もったいない。一冊でかなり長く楽しめる。疲れるけど(苦笑)。
    事件そのものよりも、「千波くんのパズル」にハマった。金塊の重さを量る問題だとか、正直族と嘘つき族だとかのオーソドックスなパズル問題に、さらにひねりが入って難しくなっているので、手ごたえ充分。もちろん、見るなり投げた問題もなかったではないけれどね。
    とんでもなく突飛な設定(こんな状況あるかっ!)の「夏休み、または避暑地の怪」がかなりおすすめかな。意外なところで意外なオチがぽろっと出てくるのに、見事やられた。
    森博嗣さんの解説も必見。「水割りの問題」はたしかにおかしいと思っていたので、この解釈には「なるほどっ!」と思い切り納得。

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著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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