学園祭の悪魔: ALL IS FULL OF MURDER (講談社ノベルス ウF- 7)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822351

感想・レビュー・書評

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  • 『とらわれびと』、『記号を喰う魔女』と徐々にミステリに寄りつつあったが、ここにきてついにミステリなんて糞食らえといった風が戻ってきた。

    久々に安藤の登場割合が多く、こんなだったっけ?と思わされる。
    しかもついに、殺すのだ。
    名探偵は精神的なレイプ犯だとまで語る「ウルトラ・スーパー・デラックス探偵」は果たしてどこまで行ってしまうのか。一体このシリーズはどこまで行ってしまうのか?
    ついに次が最終作...
    もはやこのシリーズ、どこまでも続いてほしい。

  • 180まではただの青春物語というところが最後の20Pは一気に悪魔が出でしまった

  • 安藤直樹シリーズ6冊目。
    『頭蓋骨の中の楽園』『とらわれびと』と密接に関係。
    このシリーズの探偵役は安藤直樹だと思うんですが、彼は最狂の名探偵だ…
    今まで読んだミステリーの常識が覆されました。

  • 安藤シリーズ。
    「首なし死体、連続猟奇殺犬事件、そして…。私の周りに「死」が堆積していく。学園祭で出会った笑わない「名探偵」安藤直樹は、すべてを解決してくれるのだろうか? 」という概要が全てウソ。
    本格的に壊れてきたこのシリーズは,どこへ向かっていくのだろう!?
    容疑者の本棚にあったら精神鑑定に回されるような作品。

  • 確か、この話の前の話を読んでいたはず。何となく記憶があります。その話をもう一度読みたくなりました。この話の続きがあるのだろうか。

  • 「名探偵は事件を解決するためだったら、なんだってする。だったら事件を解決するためには、殺人だって厭わない名探偵がいたって、決しておかしくはないのだ。犯人を誘き寄せるためには、人だって殺す究極の名探偵がー。」とんでもない展開だけど、面白い。

  • ものすごく久しぶりにこの作者の作品を読んだ。
    いや何と言ったらよいのか、この結末は・・・シリーズ全て読んでたとしても納得できたとは思えないのだが。
    (図書館)

  • 学園祭って面白いよね。

  • 安藤直樹シリーズ(と言っていいものか、この時点で…)の最新作。
    ある女子高生は、クラスメート穂波留美の彼氏、安藤直樹と学園祭で出逢い、恋をする。両親の不和、近所で起こる連続猟奇殺犬事件、そして全国妙子さん殺人事件──。

    “名探偵”の“名探偵”たる由縁。このひと、これからどうするんでしょう…多分、こういう道しか歩めない人だと思うけれど。

  • いや、もうこれはミステリー小説なのか!?

    ついに主人公やっちゃったよ。
    短いし、薄いし、もうよくわからなくなったよ。
    他人のブログ読んでる感覚、そんな本。

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著者プロフィール

1978年、神奈川県生まれ。1998年、『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』など、著書多数。2020年、急逝。

「2020年 『こわれもの 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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