試験に敗けない密室―千葉千波の事件日記 夏休み編 (講談社ノベルス)

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著者 : 高田崇史
  • 講談社 (2002年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822573

試験に敗けない密室―千葉千波の事件日記 夏休み編 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 「千葉千波の事件日記」シリーズ。
    千波、ぴいくん、慎之介は、夏休みに鷺次郎叔父さんの元へ遊びに行こうとします。
    しかし、三人は辺鄙な村に閉じ込められてしまい、次々と変わった出来事に遭遇します。

    当作は密室本(講談社ノベルズ20周年の記念にメフィスト賞を受賞した作家さん達が密室をテーマに作品を発表。全て、袋綴じになっている)として作られたようです。
    実際は、「QED」シリーズの話が密室本として出版されました。

    雨によって足止めされた十三塚村(とみづかむら)は田舎だった。
    単線のローカル駅に、小さな店と交番、寺、医院、旅館があるのみ。
    名所は曰くありげなネーミングのものばかりだった。

    「神裁きの土牢」は、「一度閉じ込められたら二度と開かない」と言われている。
    但し、善人が入ると開くらしい。

    慎之介が「神裁きの土牢」に閉じ込められてしまった。
    慎之介を救う為、厄介になっている旅館でノコギリを借りようとする。
    何故か、旅館の主人である老女がガムテープで手足をぐるぐる巻きにされた上、密室状態の納戸に入れられていた。
    納戸の鍵は一つしかなくて、瓶の中に入っている。

    謎の美女の消失。
    「神裁きの土牢」から何故か出られた慎之介。

    千波くんは全ての謎を解きます。

    鷺次郎さん、凄いわ。
    金持ちの考えることは、スケールが大きいですね。

    十三塚村は、鷺次郎さんが千波くん達を滞在させる目的で作ったそうです。
    鷺次郎さんの道楽であり、村おこしの企画でもあるようです。

    謎の美女の正体は、鷺次郎さんの姪でした。
    確かに、長栄さんは嘘をついてはいませんね。

    あまりにもふざけたオチとは対照的に、密室のトリックはちゃんとしています。
    土牢の方は、カラクリが分かりませんでした。
    雨と湖水の力によって、土牢は開くようになっていたのね。

    前作から思っていましたが、ぴいくんのファッションセンスはおかしいなあ。
    ピンクアロハに半ズボンだもんな。
    前作では派手な色のサマーセーターを着ていたよね。

    逆に、慎之介は常に黒ずくめのようです。
    中、高時代の制服が黒の学ランでなかった場合、どうしていたんだろう。

  • 千葉千波シリーズ-2
    土砂崩れで十三塚村へ。怪談話。

    C0293

  • ぴいくんがかわいい
    ぼくが好きなのはこんなパズルだ。みたいな様式美が好き

  • さらっと短時間で読めました。パズルはさっぱり解けませんでした(笑)
    ラストには「うーん?」となりましたが、クスッと笑えるところもあり面白かったです。

  • 前作に比べ、パズル要素が少ないというのが第一印象。
    まぁ、千波の出題するパズルよりも八丁堀のクイズの方が好きだけど。

    論理学において、前提が偽の場合は結論の真偽を問わず命題が真になるということは初めて知った。(p147)

    パズル(p160~163)

  • 2011/5/23

  • +++
    “論理パズル小説”の粋を極めた、傑作書き下ろし中編!
    “千葉千波の事件日記”シリーズ第2弾!!

    前作で大好評を博した論理パズル小説“千葉千波の事件日記”シリーズ、特別書き下ろし中編。今回も、天才高校生・千波くんと、浪人生の“八丁堀”、慎之介の3人組が、土砂崩れで“脱出不能の十三塚村”、“神裁きの土牢”など、続々現れる密室の謎に挑む。もちろん「解答集」付き、さらに(おそらく著者、最初で最後の)「あとがき」も収録!
    +++
    密室の始まり  続いて密室  さらに密室  やはり密室  密室の終わり  <追伸簿>  あとがき
    +++
    『試験に出ないパズル』で気になって仕方がなかった「八丁堀」あるいは「ぴいくん」の名前は、逆読みしているので当然本作でも判らない。(でも実はいま読んでいるシリーズ最新作の13ページに出てくるヒントで閃いたのでスッキリしている)
    タイトルから容易に判るように今回は密室トリックである。八丁堀あるいはぴいくん、千波くん、慎之介のデコボコトリオが絶妙なかけあい――本人たちにそのつもりはないだろうが――で愉しませてくれる。まさかの本格推理小説か!と思わせる道具立てであるが、ラストの落ちに脱力である。だが、トリックはちゃんとしているので、愉しみながら脱力できてお得な一冊でもある。

  • 前作よりも問題が少なかった分、とても読みやすかったように思います。
    密室やストーリーはユーモアがあって面白かったと思います。

  • 大きな事件はこれといって起こらないんだけれど、これでもかというほどに全編とことん密室づくめ。パズルもやっぱり健在。前回よりはちょっと軽めだけれど、それでも考えながら読むと適度に頭を使う内容。ちょっとした「頭の体操」にいい感じ。

  • そんな終わり方って。でも、高田 崇史さんは面白い作品を書いていそうなのでしばらくはまります。

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