- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822832
感想・レビュー・書評
-
表紙が良い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プロローグが長すぎて退屈だったが、ラストで急展開。次巻にも期待。
-
唐突にチームのメンバーの兎吊木を助けに行くと言い出した久渚と共に山奥の研究所に向かう「ぼく」。
そこには、「ぼく」のかつての恩師や様々な人がいて、「ぼく」と久渚の関係について、いろいろ口出しをしてくる。
そして、「ぼく」こと「いーちゃん」の過去に少しだけ触れられ……
というところで、事件が起こる。
そんなわけで、上下巻の上巻。
はっきり言って、こっちだけでは本当に、事件が起こる、というところで終わる。
なんかもう、こういうところ、本当に西尾維新だなあ! ってなります。
いやだって、何も起こってないのに、1冊分の字が書けるんだぜ!? 正気じゃなくない??
まあ、所詮、戯言だけれども! 戯言なんだよね!?
そんな本でした。
ちょっと、下巻読んだらどんな気持ちになるのかはとても楽しみではあります。 -
前作は薄っぺらかったけど、今作は分冊されている。極端だ。
内容は割とミステリしてる。
してるけど、やっぱり語りというか冗長というか遊びというか、な部分は多いなぁ。
広げた風呂敷をきちんと畳まないというのは全然良いのだけれども、ならもうちょっと広げ方考えようぜ的な。
テンポ感からしたら『クビシメロマンチスト』が圧倒的に良い。
そんな訳でイマイチ。
あ、志人くんは中々良いキャラしてたな。 -
相対的な評価を求めようとするならば他人のセンスを見抜く能力が必要だろう。しかしこと絶対的な評価を得るためには、何よりも自分を知っておかなければならない。周囲と比べることで自己を認識するのではなく、自身を自身だけで認識する行為。自分を試したりしない、試験など一切必要ないし試練など一切必要ない。生きるために世界を必要としない、これこそが絶対的天才、確信さ
(P.139) -
チームのリーダ<<死線の蒼>>こと玖渚友がメインで登場する話。散々伏線や設定的なことが語られてて、詳細知りたかったので少し嬉しかったり。今度の舞台は1巻と同じような変態天才たちが集う研究所。上巻は登場人物たちの紹介で終わるのかと思ったら最後に中々ショッキングな事件が起こってびっくり。下巻が楽しみです