- Amazon.co.jp ・本 (752ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822931
感想・レビュー・書評
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京極堂節炸裂でした。
殺害方法も動機もシンプルではあるのですが、登場人物が複雑な人々なために難しくなるという。
それにしても、殺害された花嫁たちがとても不憫。相手はよく吟味せねばならないねぇ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.11.17 再読。
京極堂シリーズで初めて、
おぼろげながらも真相が分かった作品。
どんな洋館なのか、
想像が膨らむ…!
再読してみると、悲しい。
探偵も辛かったのかもな。
関口くんはけっこうしっかりしているし、
邪魅の登場人物のらしくなしさの伏線だったのかなー
ウブメの考察が非常に面白かったです!! -
ようやく読了。以前簡単なネタバレを見てしまったのもあってか犯人がすぐわかってしまいましたが、その犯行理由等が思ってた理由と違ったので楽しめました、ただ理解力が高い人はすぐ動機もわかると思う作品でした。
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うーん。こねくり回した結果がこれか。。。。まあでも周囲にとって毒になる勘違い・思い込みってあるんだよね(しみじみ)
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23/10/01読了。
20年ぶりくらいの京極堂シリーズ。塗仏までしか読んでなかったから。
途中でなんとなく読めたけれど、なぜかはわからずで最後まで読み通せた。関口パートは喝を入れたくなっちゃうし、中禅寺パートは、平易な日本語でお願いしますと言いたくなっちゃうのは変わりない笑 -
再読。この辺りの作品から、タイトルを核として二重三重にそれぞれの"物語"が密に絡み合う構成の巧みさはやや薄れ、少し悲しい。
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3週間かけて読み終わりました。
表紙やタイトルからおどろおどろしい雰囲気を想像していましたが、切なくて寂しい結末でした。
なんでもかんでも「伏線」という言葉で片付けるのは安易かなと思いますが、いろいろなところに散りばめられた言葉の一つ一つが、結末に納得するために必要なものだったんだなと思いました。