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この作品からのみんなの引用
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「天の裁きだって? 神の御手のなせる業か。勝手なことをしてくれるじゃねぇか。裁いていいと、誰がてめぇに言ったんだ」
― 102ページ -
「論理的です。……悪魔的なまでに」
― 238ページ
みんなの感想・レビュー・書評
粒ぞろいの本格推理四作品。
中でも表題になっている「スイス時計の謎」は論理クイズを解く様な感覚の純粋推理もので、ちょっと複雑な「頭の体操」っぽい。
密室殺人の「シャイロックの密室」は一人称複数視点?という面白い叙述手法でかつ倒叙の作品であり、完全犯罪を巡って用意周到な犯人と頭脳明晰な探偵の対決が見られるかと思いきや、犯人があっさり投降してしまい残念。..が、倒叙から完全犯罪と徹底対決を期待した読者を軽くいなすというある種のパロディだと解釈した。
その他、猟期殺人「的」だけどちゃんと合理的な理由がある作品や、私も大好きなロックミュージックが絡んだダイイングメッセージものもあって短編集としての四作品のバランスも素晴らしい。
スイス時計の謎、このロジック秀逸!
ロジック頼りで実際いいのか?と思わないでもないけど
そこに容疑者達の性質を考えたら
この謎解きしかないよね!と納得。
他の作品もとても良かったし
有栖川作品の中でもかなり高評価^^
短編集。ダイイングメッセージ、首なし死体、密室、最後はストレートにフーダニットで終わる。相変わらずアリスの心中描写が面白い☆森下のキャラもいーですよ(>_<)シャイロックのトリックなるほどなーって感嘆した。短編集だからサクサク読めるねー。
2年に一度ひらかれていた“同窓会”当日、メンバーの一人が殺害され、被害者のしていた腕時計が消失!犯人の意図に臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が迫る表題作のほか、ダイイング・メッセージ、首なし死体、密室と、本格ミステリファンには堪えられない超絶品全4編。有栖川有栖の真髄がここに。
表題作の堅牢無比な論理に痺れた。本格ミステリーかくあるべし。他の作品は並な出来だが、表題作の凄さに星ひとつ加算。
2年に一度ひらかれていた“同窓会”当日、メンバーの一人が殺害され、被害者のしていた腕時計が消失!犯人の意図に臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が迫る表題作のほか、ダイイング・メッセージ、首なし死体、密室と、本格ミステリファンには堪えられない超絶品全4編。有栖川有栖の真髄がここに。
再読。
スイスは久々に読みましたがアリスがよかった。なんだろう、いつも以上に人間として精緻に曖昧だったからかなあ。
女彫刻家のラストがいたい。
有栖川の国名シリーズ第7弾、短編集。今回は本格ミステリーのパロディ的なもので揃えてある。だが個人的に気になるのはアリスの高校時代が見え隠れすること(笑)前巻は火村に焦点が当てられたからだろうか、今回はアリスが小説家であることに焦点が……。
国名シリーズ第七弾。四編の短編集。
コレは実にインパクトのある粒揃いの短編集でした。
ダイイングメッセージ、首の無い死体、密室、犯人当てととてもおいしい。
特筆すべきは表題作「スイス時計の謎」です。お見事、実にお見事。
ロジックが凄いと感嘆。火村センセの理詰めに痺れます。
アリスの美少女疑惑も浮上し(笑)過去の話も詰まっていて面白い。
そして「女彫刻家の首」
死体のインパクトは勿論の事、流れやラストも衝撃的でした。
かなり本格だなあ~。じっくり考えればちゃんと解答に辿り着けるし。とはいえ、きちんと解ったのは「スイス時計の謎」だけだったけど(苦笑)。
お気に入りは「女彫刻家の首」。おなじみ(?)「首切りの論理」はもう出尽くした感もある……と思ってたのに、まだあったか! そしてこういう皮肉なラストもかなり私好み。ま、ラストの皮肉さでいうなら「シャイロックの密室」の方が上だけれどね。
火村英夫シリーズ
あるYの悲劇』
自宅マンションでギターで殴られ殺害されたアマチュア・ミュージシャン「山元」。現場に残された「Y」の文字。間違えられた届け物。
『女彫刻家の首』
首を切られて代わりに彫刻の首を置かれた女彫刻家の死体。夫と愛人のアリバイ。消えた首に隠された謎。
『シャイロックの密室』
「シャイロック」と呼ばれた金貸しの男の死。密室状態での死。狂気の拳銃に隠された謎。
『スイス時計の謎』
アリスの同級生の優等生たちの会。そのメンバー死。死体から消えた会のメンバー共通の時計。
2003年5月10日購入
2003年5月19日読了
作家シリーズと呼ばれるものの中でも結構な評価を受けているんじゃないだろうかと思う。
表題作の、火村のロジック展開がすごく…好きです。こういうロジカルなものにものすごく憧れる(自分がロジカルな人間ではない…)ので何度も同じ場所を読み返してしまった。短編集なのですけども、やっぱり一番スイス時計が好きです。
国名シリーズ 第七弾。
『あるYの悲劇』『女彫刻家の首』『シャイロックの秘密』
『スイス時計の謎』の四編を収録。
ちょっと行ってきます「(;´ω`)」
何でここまで思い出せないんだろう・・・
アリス好きとしてはやはり外せない作品。
これで「みじめな思い出の引き出し」じゃなくなったんだといいなと思います。
謎解きの論理の緻密さが本当にすごい。

内容(「BOOK」データベースより)
2年に一度ひらかれていた“同窓会”当日、メンバーの一人が殺害され、
被害者のしていた腕時計が消失!犯人の意図に
臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖...






