ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823235

感想・レビュー・書評

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  • 人外バトルを自称する小説だけあってもはやミステリーとしての原型をとどめていない。どんなテンションでこれを読了したのか思い出せない。ネコソギラジカル下巻まで同じ感想なので割愛。

  •  西尾維新エンジン全開! という風に感じました。
     本領発揮した西尾作品。まあ人が死ぬ死ぬ。「あのキャラは殺すなよ絶対だぞ……」と恐る恐るページをめくると、西尾先生の「だが断る」が発動。すごく……ジョジョいです……。
     匂宮兄妹はいいキャラだと思います。人間シリーズでも活躍します(主に出夢ですが)し。

     そして前回サイコロジカル下巻に続き、今回もメガネっ娘が表紙! ヒャッハー!!

  • 装丁の面白さにやられました。

  • 「……具体的に、あなたは何の研究をしているのですか?木賀峰助教授」「死なない研究――ですよ」永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた“戯言遣い”こと「ぼく」は、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日とともに京都北部に位置する診療所跡を訪れる――が、そこに待ち受けていたのは凄絶な「運命」そのものだった!“一人で二人の匂宮兄妹”――“殺し名”第一位の「匂宮」が満を持して登場する、これぞ白熱の新青春エンタ。戯言シリーズ。

  • 木賀峰助教授の強引な誘いと金銭的な誘惑に負けて、思いがけなく同居中の春日井春日や哀川潤推薦のボディガード紫木一姫とともに怪しげなモニターとして山奥の研究所に向かう「ぼく」。そこで行われているのは死なない研究。現れた少女・円朽葉。春日井春日が拾ってきた行き倒れの少女・匂宮理澄。波乱含みの人間が勢揃いして終わった一日の後。目覚めた僕の前には惨劇が静かに待っていた。

    理澄の双子の兄・出夢。怪しさ満点の彼らの雇い主。新たな登場人物も揃いも揃って癖のある人間ばかりだ。 …まあ癖のない人間などこのシリーズには出てこないけど。
    不満はある。どうも今回の一冊、シリーズ内の伏線、次への序章といった感触があるのだ。匂宮兄妹が今回の鍵であることに間違いはないし、今回は今回で謎も謎解きもテーマもあることはあるのだけれど、明らかに張り巡らされた伏線に気を削がれる。少しずつ裏というか闇を覗かせる玖渚といーちゃんの関係。少しずつ変化を見せるいーちゃん。殺人忌名。狐面の男。謎解き以上に人間模様というかこの先のことが気になってしまい、純粋にこの話を楽しめない。
    一姫とのやりとりや、みぃこさんに説教(笑)されるところなど、今回ならではの面白いなと思わせる部分があるだけに残念でならない。基本的に文章や戯言が好きなので今後も読んで行くと思うが、もう少しミステリィ色が出ると嬉しいなあと思ってはいる。逆になりそうな気配だけどね…。(2003-09-28)

  • 姫ちゃんー!

  • なにも始まらないうちに終わってしまった、ような。

  • いーちゃんが大きく変化する巻。主人公らしくなってきました。
    匂宮兄妹、とっても可愛いです。

  • 戯言シリーズ第5弾。超常能力路線が振り切れてくる1冊。

  • 再読。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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