麿の酩酊事件簿月に酔 (講談社ノベルス タS- 11)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 181
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823402

作品紹介・あらすじ

若女将・真崎香織と、その妹・翠が切り盛りする、箱根の高級温泉旅館『邂逅』。美人姉妹との出会いに喜ぶ文麿だったが、大浴場の露天風呂で、男の死体を発見してしまい…。警察は事故と断定するが、酔えば酔うほど冴えわたる文麿の"酩酊推理"は、事件の真実を、そして翠の心に浮かぶ"影"の存在を指摘する。果たして事件の顛末は?文麿の"淡き恋"の行方は?書き下ろし2編を加えた、シリーズ最新作。

感想・レビュー・書評

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  •  タイトルうろ覚え。(オイ)
     酔っ払うといきなりしゃきっとして推理を始める探偵のお話。お決まりの如く、酔いが覚めると覚えていない。
     元は少女漫画らしい。元ネタみたことないけど。
     なかなかおもしろいとは思う。
     ただ、まあ、短編が集まってるから、あっと驚く結末があるわけでもなく、純粋に謎が解かれる物語を楽しむだけ、みたいな。
     今回の一文。
    「……ぺこ……ぴい……」
     酔いつぶれるときに探偵が呟く言葉。
     他に「ぽこ」とか「ぷく」とか、様々なヴァリエーションがある。
     そんなやつ、いたら嫌やわ。

    03.11.17

  • 名探偵コナンの、毛利小五郎みたい。
    寝てる間に事件解決してたけど、自分は何にも覚えてない…という。

    軽く読むには良いと思います。

  • ブックデザイン / 熊谷 博人
    カバーデザイン / 斉藤 昭(Veia)
    章扉イラスト / 望月 玲子
    書下ろし2編。

  • 酩酊して事件解決、でもやはり恋は成就せず、というお定まりのパターンだけど、それがかえって妙にほっとしちゃうなあ。ただし酩酊っていうよりも……明らかに人格変わってるだろーが。誰か怪しめ(笑)。
    「知っているか知らないかということは、大した問題ではありません。知れば解決することですから」という言葉に納得。このシリーズ、専門的知識を用いる面が多いので「そんなの分からないよ~」などと思っていたけれど、そうか知れば解決するんだなあ。なんだか目からウロコ。

  • さらさら読めるので電車での移動のときとかにいい気がします。でも、男装していた理由が弱いかなぁと。っていうか、簡単すぎるだろそれは!!と思います。

  • 2003年11月24日読了

  • 【出版社/著者からの内容紹介】
    “本格”と“酒”の馥郁(ふくいく)たる香り。 高田崇史の新境地! 若女将・真崎香織と、その妹・翠(みどり)が切り盛りする、箱根の高級温泉旅館『邂逅(たまさか)』。 美人姉妹との出会いに喜ぶ文麿だったが、大浴場の露天風呂で、男の死体を発見してしまい……。 警察は事故と断定するが、酔えば酔うほど冴えわたる文麿の“酩酊推理”は、事件の真実を、そして翠の心に浮かぶ“影”の存在を指摘する。果たして事件の顛末は? 文麿の“淡き恋”の行方は? 書き下ろし2編を加えた、シリーズ最新作!

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    先に読んだ QEDシリーズよりも良くできている。
    が、しかしながら やはり 画一的な稚拙さがみられる。
    これもシリーズらしいので、今後 少しずつ登場人物の描き込みが出てくるのかもしれない。
    期待したいところだ。

  • 酔っ払ったらすごくなる奥さん探し中の男の人のお話…?

  • 第2弾
    酔っ払ってはスイスイと事件を解決。今回もサラッと読めた。

  • 文麿シリーズ第2弾。とぼけた文麿が可愛い。

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著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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