ST黄の調査ファイル: 警視庁科学特捜班 (講談社ノベルス コC- 17)

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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823501

感想・レビュー・書評

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  • 山吹の黄色
    こちらも緑を読むまでわからなかった。
    実は名前に色まで織り込んでいるなんて。
    今ならマインドフルネスというのだろうか、禅を通した作品

  • ST山吹の真意とは――
    心の闇、心の扉
    新興宗教の若者4人は集団自殺をしたのか

    密室状態のマンションの一室で、若者4人の死体が発見される。
    彼らは皆新興宗教団体の信者たちだった――。
    集団自殺と片付けられかけたが、STは他殺の可能性を追う。
    入り組んだ宗教団体内の人間関係と、揺れ動く人間心理。
    僧籍を持つST山吹が、事件だけでなく人の心の裏側を解く、「色シリーズ」第3弾。

  • 思い込みが良いほうに働けば問題はないけれど、悪いほうに働いてしまった最悪の結果が今回の事件に…。

    悩みがあって宗教に縋ったのに、宗教団体内部でも問題がある。煩悩なんてそんな簡単に捨て切れるモノではないという事かな、やっぱり。

  • ST6作目 色シリーズ3作目 ボタンの掛け違い

  • 座禅を組みたくなっちゃった。

  • 五人の中ではあまりフォーカスされない山吹さんがメイン。

    後半は、これミステリーだよね?と言いたくなったけど、山吹さんの背景が見れて楽しかった。

  • 山吹さんのコトバが胸に響いた。

  • 百合根警部が山吹さんちのお寺で修行するくだりがよかった。
    これで山吹さんの人となりが浮かび上がる。うまいな。

  • 山吹メイン。毒絡みなのかな?と思っていたら、宗教絡みだった。この前に「青の調査ファイル」を読んだばかりだったので、似たような話に感じた。
    ただ、山吹の意外な過去が垣間見れたのは収穫だった。

  • 今野さんのST警視庁科学特捜班シリーズ。図書館の棚で見かけたので借りました。今回は宗教がらみ。今野さんの宗教観が語られています。新作が出て欲しいシリーズですね。図書館予約数は0(2010/01/24現在)です。

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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