零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823594

作品紹介・あらすじ

「零崎一賊」-それは"殺し名"の第三位に列せられる殺人鬼の一族。その長兄にして切り込み隊長、"二十人目の地獄"にして奇怪な大鋏"自殺志願"の使い手、零崎双識が赴いた行方不明の弟さがしの旅は、未曾有の闘争劇の幕開けだった!息をもつかせぬ波乱の向こう側に双識を待つものは…!?新青春エンタの最前線がここにある。

感想・レビュー・書評

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  • 戯言シリーズの外伝。零崎一賊の話。グロとバトルのワンダーランドで手首がモリモリ吹っ飛ぶライトノベル。
    主役は長身のマインドレンデル零崎双識。もちろんあの弟もいいところで相変わらず登場する。外伝ならば、まあ、、、という感じ。いつもの作者後書きが読みたかった。

  • 戯言シリーズより人間シリーズの方が好みでした。双識お兄ちゃんがいいです。

  • うわー
    そういうオチ、か。
    めっちゃビビった(´Д`)
    人識を探してた双識さんが思いがけず舞織ちゃんの《誕生》の時に出会ってなんだかこんがらがる話。
    戯言シリーズの時系列でいうと、クビシメで戯言遣いと邂逅してからヒューストンに行くまでの間の話。
    …にしても、さすが西尾氏。
    スピンオフとか言って戯言シリーズとは全く違う作品に仕上がってますね(`・ω´・)b
    まず、一人称固定(回想)形式じゃないし
    登場人物がいかれてるやつらだけ。
    人外バトル
    厨二と形容するのも…まあ、ありかと思う。
    道徳的によろしくない描写も多々あるからね、小・中学生は読むべきじゃないよな…
    にしたところで、玉藻ちゃんの受け売りだけども
    自分と違うってだけで否定するのは卑怯だ。ずるい。
    とも言えるわけで、きっと人間の道徳心に対して逆ベクトルで突き進んじゃってるんだろうけど、それでも《殺し名》の人たちが言ってることに頷ける時もありましたとも。
    100%否定出来るような立場の人間じゃないし(´-ω-`)
    《才能》は開花させるべきもの
    《性質》は抑えつけるべきもの
    うん。
    言い得て妙だね。
    みんな『家族』が大好きなんだよ。

  • 殺し名序列第3位である零崎。その長兄であり特攻隊長、二十人目の地獄、またの名を自殺志願(マインドレンドル)、零崎双識の物語です

    この本は主に双識と零崎になってしまった少女との話です

    先に発売されてる戯言シリーズを読んだ方が面白いですが読んでなくても独特の世界観に引かれます

    とにかく少し変わった家族愛がわかるようになる、そんな本です

  • 人間シリーズ1巻目。このシリーズを楽しむには戯言シリーズを読んでる必要がある。ネタバレはないけど戯言を読んでないと真意とか、暗示、人物関係が分からないと思う。少なくとも人間試験はまさに戯言シリーズの裏話って感じだから読んでた(逆に後からでも戯言を読んだ)方が数倍楽しめるはず。具体的に言うと、戯言読まないとあの終わり方の意味が分からないだろうし人識の言う「アイツ」も誰のことだか分からない。あとアトガキがなかったのがかなりショック…。人間シリーズって全部そうなのだろうか?

  • 思っていたよりもずっと面白く読めた。零崎一族の話なんだけど、とにかく人が死ぬ。なのにこの乾いたすがすがしさは何だろう?戦う事、殺す事を人生してる人達だからなのか。おまけにちょっと感動したりもした。

  • 【再読】
    ヒトクイマジカルとネコソギラジカルの間で刊行。
    ここでぐっと世界観を広げてきたなーという感じだった。殺し名と呪い名の設定はヒトクイの時点で出てたけど、『彼』と『彼女』の喧嘩の話とか、最終章に向けて一気に伏線を振りまいて言った感じがする。
    結局クビシメロマンチストではよく分からなかった人識のパーソナリティもよく見える巻だった。
    零崎双識の別称、『自殺志願』<マインドレンデル>と『二十人目の地獄』があるけど、後者が圧倒的に好き、地獄を人で数える厨二センスがたまらない。

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    人気作家コーナー","

  • 零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)

  • ツボはおさえてるかと。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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