空の境界 上 (講談社ノベルス)

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著者 : 奈須きのこ
  • 講談社 (2004年6月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823617

空の境界 上 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 学部生の時,本当によく読んだと言える小説は,本書において他にない。まあ,塾講師の仕事が忙しかったというのが一番の理由ですが,それ以上に個人的に,思春期から青年期への橋渡し的意味合いがあった本だったなあと思います。

  • 型月の世界。
    じわりじわりと味が来ます

  •  今まで読んだ小説の中で一番好きな作品。この作品をきっかけに『奈須きのこ』という作家を知り、自分の中の何かが狂っていったのであった……(いい意味で)。
     自分の口から語るのは憚られるくらい大好きな作品ですので、詳細は書きません。あえて書くなら、一章を読んでも『何か格好いい』とか『雰囲気ええなあ……』とか『俺の厨二センサーよ、鎮まれッ……!』などという症状が現れず、それどころか『日本語でおk』となってしまった方は、残念ながら回れ右。一章に関しては「あえて」読み難さを残した作品ではあるのですが、作品の空気が合わない人にはとことん合わないでしょう(自分などはその最初の一ページで胸を撃ち抜かれた典型ですが)。
     ちなみに文庫サイズで全三巻になったものも発売されていますが、個人的には講談社ノベルスの方が好きでした。何と言っても読み易いです、ええ。

  • 交通事故で死に限りなく近づいたことにより、少女は直死の魔眼(万物の綻びが視える)を手に入れた……。
    中二病といわれてしまえばそうかもしれない、しかしこの作者のすごさは設定の裏付けにある。例えば「死の線」について(生物はどれも不完全だから生まれ変わって完全になりたいという願望がある→生きる意志とは別に、死を望んでいる→死の線が存在)。徹底された設定により、この世界観の中ではおよそ矛盾が生じない。
    式をはじめとする異能者たちと世界のあり方を記した物語だが、おそらく作者が真に伝えたいのは誰もが「拠り所」を必要としているということ。
    独創的な視点で紡がれていく世界観に追いつかず、ページの往復を繰り返すことになるだろう。上手くはまれば、これ以上にない出会いとなるが、合わない人は途中で投げ出すことになる。それでも読みたいというならば是非もない。奈須きのこの世界に挑戦してみるといい。

  • 再読だし、アニメも見たし、連載中の漫画も読んでいるので初めて読んだときに比べてバッチリ内容が理解できました。
    内容は「俯瞰風景(空飛ぶ幽霊)」「殺人考察(式の破滅)」「痛覚残留(捻れ)」「伽藍の洞(式の目覚め)」「境界式(荒耶宗蓮と二人の少女)」「矛盾螺旋(vs荒耶宗蓮)」。
    相変わらず万人受けしないであろう読み回しでした。

    第1章にあたる「俯瞰風景」があまりに短かったことに読んでて驚いた。
    そのせいか映画だと戦闘シーンが加筆されていたような?

  • 描写のリアルさにより、
    夢の中にまで変死体が・・・。

    でも続きが気になる!
    と思って、結局最後まで
    読み切ってしまいました。

    不思議な読みごたえが
    ありまして、
    早く下巻を読まねば・・・
    という気持ちでいっぱいです。

    現実世界のような
    異世界のような
    自然に不思議な世界に
    誘われてみては
    いかがでしょうか。

  • 橙子さんが好きだ。

  • 人生屈指の大切な作品。ここからいろいろはじまった

  • 思えば出会いは小学生のときだった。

  • 第1章から初見では分かりにくい叙述トリックとこの上巻では章ごとに時系列がバラバラなので、予備知識なしで読むには難易度が高い。
    型月ワールドを理解すれば面白く読めるタイトル。

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空の境界 上 (講談社ノベルス)の作品紹介

二年間の昏睡から目覚めた少女・両儀式が記憶喪失と引き換えに手に入れた、あらゆるモノの死を視ることのできる"直死の魔眼"。浮遊する幽霊の群れ。人の死を蒐集する螺旋建築…。この世の存在のすべてを"殺す"、式のナイフに映る数々の怪異。非日常の世界は、日常の世界と溶け合って存在している-。-あの伝説の同人小説の講談社ノベルス化が満を持して成就。

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