百器徒然袋 風 (講談社ノベルス)

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著者 : 京極夏彦
  • 講談社 (2004年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823792

百器徒然袋 風 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 京極堂シリーズ、初心者ながらこうも短期間に此処までのめりこんでしまいました。
    こちらは榎木津探偵を真ん中に据えて本島くんが語ってゆくというストーリー。
    仕掛けもデティールも凝ってるけれど何より、キャラクターがたっているので、読んでて痛快。

    今更ながら どうしてもっと早く知り合えていなかったのかと残念です。
    これからまた、地道にコツコツと深みにはまりましょうか。

  • 久々に読み返したくなって読んだのですが、やっぱり痛快というかなんというか。下僕の方々には申し訳ない気がしますが、エノさんの傍若無人っぷりが楽しいです。そしてみんなあのキテレツな魅力にやられて下僕になっていくだな、としみじみ(笑)

  • 「薔薇十字探偵」もので、三編のストーリーが収録されています。
    語り手は、普通の青年・本島くんです。
    ようやく榎さんに名前を覚えて貰ったようです。
    榎さん達に巻き込まれては(自ら首を突っ込んでいる気もしますが)、酷い目に遭っています。
    扱いも酷いんだよね、京極堂にからかわれているもん。
    下僕の益田くんや和寅でさえ、本島くんを下に見ています。
    ただ、関くん程、酷い扱いは受けていないかな。
    関くんは全く出ていません。

    ◆五徳猫
    風俗業を営む者達の対立や片方の店に世話になっている女の化け猫話がメインです。
    「にゃんこ」を連呼する榎さんや、榎さんを「おじさん」呼ばわりする益田くん、悪乗りしまくる京極堂に大笑いしました。
    益田くん、日本人扱いされていないよ。

    この話でも、本島くんはいいように使われています。
    これに関しては仕方ないかな。
    探偵助手だって嘘をついてしまったんだもん。

    招き猫に「右手上げ」と「左手上げ」の二つがあるとは知りませんでした。
    しかも、それぞれ意味が違います。

    美津子親子は再会出来て、円満解決。
    …と思いきや、これのせいで本島くんはとんでもない目に遭います。

    ◆雲外鏡
    本島くんが監禁されちゃったよ。
    幸い、無事帰れましたが。
    段々、京極堂の本島くんへの扱いがぞんざいになっているわ。
    しかも、怪しい探偵が登場しています。

    あそこまで叩きのめされては、鏡太郎が可哀想にさえ思えるよ。
    本島くんの下の名前が凄いことになっています。
    ワザと間違っているとしか思えないわ。

    この話には、「うへえ」の鳥ちゃんと唯一の爽やかキャラの敦子が登場しています。
    榎パパも凄いお方だな。
    話の中でしか登場していないのに、インパクトがあり過ぎです。

    やはり榎さんは「ギャフン」と言わなかったですね。
    そりゃそうよ、神だから。

    ◆面霊気
    羽田を敵に回した榎さんのせいで、とばっちりを喰らう本島くん。
    益田くんにはコソ泥疑惑が浮上し、本島くんは共犯扱いされそうになります。
    コテコテの泥棒の格好までさせられるし、楽しんでいるとしか思えません。
    榎さんが「怪盗猫招き」になっちゃったよ。

    この話で、榎パパが登場します。
    榎さんの父親なだけあって、大物という感じですよ。

    本島くんの下の名前が明らかになりました。
    彼のフルネームが分かるまで前作合わせて短編6つを費やすなんて、目立たなくて地味とはいえ、あんまりな仕打ちだわ。

  •  京極堂シリーズの再読も終盤にさしかかってきました。
     榎木津探偵の短編シリーズ第2弾。
     やっぱり読んでいると顔がほころんできます。面白いなぁと素直に思います。
     それにしても本島さん、関口くんと違って自ら下僕の道へと歩いていってる感じがしますね。ちょっとボーっとしているところが関口くんに似ているようだけど、関口くんはもっとボーっとしているなーとかどうでもいいことを思いました。
     気持ちをワクワクさせたいときにまた読みたいなと思います。さて、次は多々良先生です。

  • 遂に噂の榎木津子爵も登場。
    キャラをきっちり活かしつつ、想像の上を行く話しを楽しませてもらった。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14668024.html

  • 前作に比べると榎木津、最後に暴れただけって印象が。
    中禅寺の蘊蓄多めだな。

    これで出ている京極堂シリーズ全作読破。
    長かった。

  • クスッと笑ってしまう場面多々あり。本編よりも事件の内容が重たくないのでサクサクと読めました。榎木津の時折見せる真面目さや優しさにグッと来ますね。

  • (収録作品)五徳猫―薔薇十字探偵の慨然/雲外鏡―薔薇十字探偵の然疑/面霊気―薔薇十字探偵の疑惑

  • 「雨」ほどストーリーに重さがないので、シンプルに笑えるお話になってます。榎さんの荒唐無稽、天衣無縫ぶりがさらにアップしていて、そして最後にじーんとくる。面白かったです!

  • しばらく再読であるのが分からず読んでました。
    その分楽しみましたが。

    今回は、敵、謎がイマイチ小粒で弱かったが、相変わらずの榎木津探偵で楽しめました。ここまで破天荒なキャラの探偵って過去いたのかな。ちょっと思いつかない。

    余計な薀蓄と活劇。初期の長編のものより個人的には好きかな。

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百器徒然袋 風 (講談社ノベルス)の作品紹介

調査も捜査も推理もしない。ただ真相あるのみ!眉目秀麗、腕力最強、天下無敵の薔薇十字探偵・榎木津礼二郎が関わる事件は、必ず即解決するという。探偵を陥れようと、「下僕」の益田や本島らに仕掛けられた巧妙な罠。榎木津は完全粉砕できるのか?天才の行動力が炸裂する『五徳猫』『雲外鏡』『面霊気』の3編。

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